「インターハイの大舞台に立った生徒たち」

 7月26日に徳島県の吉野川市で開催されたインターハイのバドミントン大会に、本校3年生の二人が出場しました。
 その試合の様子を顧問の今井先生に報告してもらいました。

――この3年生たちは、3年間の高校生活全体をコロナ禍のなかで過ごすこととなり、練習試合などで自分の力を発揮する機会が極端に少なくならざるをえませんでした。それでも自分たちでできることを考え、練習内容を工夫し、仲間と協力して練習を続けたことで、つかみ取ったインターハイ出場です。
 インターハイには個人戦の男子ダブルスに三石達万、有賀詩吹ペアが出場しました。初戦は島根県代表の松徳学院高校で、全国大会常連の強豪校です。1セット目は、自分たちの強みを生かして早い展開で攻め切り、勝ち取りました。2セット目はさすが強豪校とあって、こちらの攻めにうまく対応されてしまったため、セットを逃してしまいました。3セット目は粘り強く戦いましたが、惜しくも負けてしまいました。
 これで3年生は引退となりますが、長野県の代表選手として全国の舞台で活躍したことに、そして目標に向けて努力を続けた結果が実を結んだことに自信を持って、これからの進路活動でもそれぞれの夢を実現させてほしいと期待しています。


 今井先生から見せてもらった当日の試合の二人の姿は、圧倒的な気迫をたたえていて、試合結果こそ惜しくも負けてしまったものの、全国の舞台で堂々と活躍した二人をとても頼もしく思っています。
 ここまで生徒たちを育ててくださった保護者の皆様、社会体育のコーチの皆様、そして多大なご支援をいただいた南木曽町の皆様に心より御礼を申し上げます。

 バドミントン部の生徒たちが社会に巣立っていき、今度は後輩たちを育てる立場に身をおいてくれることを私は期待しています。


「インターハイの大舞台に立った生徒たち」