「校長再び実験台になる」

 先週の金曜日の放課後、3年生の女子2名が校長室に、「お願いがあって来ました」と訪ねて来ました。
 「私たちの総合探究で開発しているバスボムの新しい試作品ができたので、使ってみていただけませんか?」

 ・・・なんと! 以前に私は生徒の試作品のバスボムの実験台になりました。温泉マニアかつ入浴剤マニアの私としては「喜んで」ということになります。
 今回の新しいバスボムは、南木曽のドライフラワーで作ったもので、ゆくゆくはクロモジで(!)バスボムを作る計画なのだとか。ドライフラワーのバスボムなんて、確かに初めての経験だと、家に帰ってからアルミホイルを開いてみると・・・なんと! 見た目は、(生徒の皆さんには申し訳ありませんが)毒々しい。

 ドキドキしながらバスタブに入れてみます。

 おお!・・・花びらが浮かんできました。泡の吹き出し方もよし。身体に無数の泡が付着して炭酸ガスに大いに温まります。ところが・・・「おや、花の香りがないかも・・・」
 意外にも香りが消えてしまっているのでした。なぜなのでしょう。でもここから探究がまた始まります。

 校長はいつでも実験台になるので、あくなき探究を!

「校長再び実験台になる」