「3年ぶりの『なぎのこマルシェ』を生徒たちが支える」

 10月16日(日)に南木曽町社会体育館で「なぎのこマルシェ」が3年ぶりに開催されました。
 子どもたちの衣服のリユース・コーナーや、様々な手仕事のアクセサリーやバッグなどの販売ブース、地元業者の食品・特産品などを販売するブースなどが体育館いっぱいに立ち並びました。
「3年ぶりの『なぎのこマルシェ』を生徒たちが支える」


 蘇南高校では、受付・会場整理など大会運営のボランティアを生徒たちが担いました。そして、3年の総合探究のアロマ・ウォーターを開発している生徒たちが試作品を提供するブース、経営・ビジネス系列の生徒たちが商品を共同開発している蔦屋さんのお菓子を販売するブース、家庭科で保育を学んでいる生徒たちが子どもに工作や読み聞かせをするブースなどを開設しました。

 まさに生徒たちが地域づくりの一翼を担った一日で、活気あふれるマルシェに生徒たちの笑顔が輝いていました。
 アロマ・ウォーターも多くのお客様にお渡しでき、お菓子は昼には完売となりました。

 南木曽町のゆるキャラ「ぽかにゃん」(南木曽ねこを着てぽかぽかしている猫)は、極端に足が短いため、「ああ、ぽかにゃんだあ」と叫んで飛びついてくる子どもたちに左右前後に揺さぶられ、中の生徒は過酷な時間を過ごしていました。

 自分たちで必要な仕事を段取りよく進めていき、大人たちと積極的にコミュニケーションをとっている生徒たちの姿に、私は、高校生はまさに「主権者」なのだと改めて思ったのでした。
 「なぎのこマルシェ」に関わったすべての皆さま、本当にありがとうございました。
「3年ぶりの『なぎのこマルシェ』を生徒たちが支える」