「長崎県立平戸高校・長崎県立松浦高校の校長先生と親しく交流する」

 今日は、朝一番に県営名古屋空港を飛び立ち、博多駅から特急みどりに乗り佐世保へ行き、そこからレンタカーを乗り出して、長崎県立平戸高校と長崎県立松浦高校を視察して、学校経営の勉強をしました。

 実は、明日、長崎県で講演をすることになっており、それならば「小規模の総合学科の魅力化」や「地域連携の先進事例」を学ぶ視察を合わせて行おうと思い、南木曽町教育委員会の職員にも同行してもらい視察を決行したのです。
 蘇南高校をよりよい学校にするために、全国の学校の取組を積極的に参考にしていきたいと思っているからです。

 平戸島の中央部にある平戸高校では、峰校長先生から「学びの共同体」の理念にもとづく「協同的な学び」の授業づくりの工夫や、フィリピンと結んでの英会話授業の取組などを教えていただきました。「小規模の総合学科高校が、全国的な視野で協力し合えればいいですよね」と語り合いました。
「長崎県立平戸高校・長崎県立松浦高校の校長先生と親しく交流する」


「長崎県立平戸高校・長崎県立松浦高校の校長先生と親しく交流する」


 次いで松浦半島の北部に位置する松浦高校では、かねてから交流していた舟越校長先生と初めて直接お会いすることができました。教頭先生をはじめとする先生方や、松浦市役所の皆さんとも交流することができ、地域との緊密な連携による「新しい実践的な学び」のあり方を学ぶことができました。文部科学省の二つの部門の指定校になっている松浦高校は、現代日本の普通科改革のパイロット校でもあります。
 舟越先生をはじめとする皆さんと、地域でいきいきと学ぶプランを語り合えたことは、私にとってかけがえのないひとときになりました。
「長崎県立平戸高校・長崎県立松浦高校の校長先生と親しく交流する」


「長崎県立平戸高校・長崎県立松浦高校の校長先生と親しく交流する」


 実は、3年にわたるコロナ禍のなかで私が最も遠出したのは、校長会で出張した佐久市(!)でした。今回は、いきなりの遠距離の研修旅行でしたが、長崎県の二つの高校の素晴らしい実践に学ぶことが出来たことは、蘇南高校の今後のステップアップに大きく役立つはずだと確信しています。やはり全国の先生方と対話をして学び合うことで、自分の進む道が見えてくるのだと実感しました。
 両校の先生方、本当にありがとうございました。

 明日は、長崎県の先生方への講演本番ですので、精一杯つとめたいと思います。