「新潟県の二つの高校の教頭先生と地域連携の未来を語り合う」

 今日は、新潟県中条高校の高見教頭先生と新潟県小出高校の鈴木教頭先生が、遠路はるばる蘇南高校に視察にお越しくださいました。
 授業参観のあと、総合学科・進路指導・ICT教育の担当の教員が本校の取組をお話しし、後半は私がこの3年間の学校づくりと本校が大切にしていることについて説明して、意見交換をしました。

 実は、今日の私は、県校長会秋季総会に出席しており、終日、長野市に身をおいていました。でもせっかくお二人が来てくださったので、校長会のほうは早退して、表参道の「もんぜんぷら座」の会議室に移動して、オンライン対話を行いました。
 
 中条高校は胎内市にある110周年の伝統校であり、探究教養コースと地域産業コースを設置しています。小出高校は越後三山を望む魚沼市の素晴らしい環境にたつ高校で、地域との連携を大切にしつつ、9割の生徒が進学をしています。
 お二人の教頭先生はともに地歴公民科で、拙著を読んでおられ、私はとても感激しました。さらに高見先生は、ともに県教育委員会の代表として総務省の「領土教育」の研修会(北方領土や尖閣諸島を学ぶという研修会で、結構、内容が充実していました)に参加した仲であることを思い出し、思わず「おおっ」と歓声をあげたのでした。

 せっかくのこの出会いを、今後の交流につなげていきましょう、と語り合いました。(いつか新潟県に講演に行きますねと約束しました。)
 私たちが語り合ったのは、地域と密に連携する高校の未来像についてです。未来の希望を語り合う仲間が増えていくことは何という喜びでしょうか。
 高見先生、鈴木先生、これからもどうかよろしくお願いいたします。

「新潟県の二つの高校の教頭先生と地域連携の未来を語り合う」