「3年生の共通テストに向けた特別編成授業が本格化する」

 12月になって、3年生の大学入学共通テストを受験する生徒たちは、特別編成授業(特編)を受けています。
 本校のように多様な進路実現をはかる高校では、3年生全員が特編に移行することはできません。そこで対象となる生徒がホームルーム教室を離れて「学習室」を基地にして、5教科の特編に参加していくことになります。
「3年生の共通テストに向けた特別編成授業が本格化する」


「3年生の共通テストに向けた特別編成授業が本格化する」


 教員は通常授業に加えて特編授業も行うので、空き時間がほとんどない、とても忙しい状態になります。でも本当の意味で「多様な進路を多様に実現する」高校であり続けるための努力です。
 本校のような小規模の高校で特編をしっかり実施しているところは、そうは多くないはずです。

 学習室では、特編の「空き時間」のある生徒たちが真剣な表情で自習をしています。
 私はその「気迫」に圧倒されそうになりながら、3年生の受験シーズン本番を応援しています。
「3年生の共通テストに向けた特別編成授業が本格化する」