「違和感を出発点にすることと自分の中の地図を見つめていくこと」
Posted by 蘇南高等学校長.
2022年12月07日19:06
今日は、1年生の授業「産業社会と人間」において、「ふるさと探究学・序章」という学びをしました。
南木曽町で活躍している二人の魅力的な大人をお招きして、どう生きてきたかを語ってもらい、生徒たちと対話をしていただいたのです。
ゲストは、南木曽町で3軒のゲストハウスを経営するフォークロアの熊谷洋さんと、水産・観光業をいとなむ高橋渓流の高橋俊吾さんです。二人の若手経営者が「ナナメ上」からの目線で生徒と親しく「生きること」を語り合ってくれる、とても素敵なひとときで、それぞれ40分の講義なのですが、80分があっという間でした。
お二人を私がスカウトしたのは、まっすぐの人生ではないから。
3・11のあと里山に移住した熊谷さんと、世界をあちこち旅して南木曽に戻ってきた高橋さんは、期せずして重なるメッセージを生徒たちに投げかけてくれました。
熊谷さんの言葉「自分の“違和感”を大切にしよう」に対し、高橋さんの言葉「地図は“自分の中”にある」が、響きあったひとときでした。
生徒に向って語られた言葉は、56歳の私に向って語られた言葉であるようにも思われました。
――僕もまったく同じことを考えているんですよ。とっても勇気づけられました。
そうお二人に語りかけている自分がいました。
南木曽町で活躍している二人の魅力的な大人をお招きして、どう生きてきたかを語ってもらい、生徒たちと対話をしていただいたのです。
ゲストは、南木曽町で3軒のゲストハウスを経営するフォークロアの熊谷洋さんと、水産・観光業をいとなむ高橋渓流の高橋俊吾さんです。二人の若手経営者が「ナナメ上」からの目線で生徒と親しく「生きること」を語り合ってくれる、とても素敵なひとときで、それぞれ40分の講義なのですが、80分があっという間でした。
お二人を私がスカウトしたのは、まっすぐの人生ではないから。
3・11のあと里山に移住した熊谷さんと、世界をあちこち旅して南木曽に戻ってきた高橋さんは、期せずして重なるメッセージを生徒たちに投げかけてくれました。
熊谷さんの言葉「自分の“違和感”を大切にしよう」に対し、高橋さんの言葉「地図は“自分の中”にある」が、響きあったひとときでした。
生徒に向って語られた言葉は、56歳の私に向って語られた言葉であるようにも思われました。
――僕もまったく同じことを考えているんですよ。とっても勇気づけられました。
そうお二人に語りかけている自分がいました。
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | |||||
3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 |
24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |
カテゴリ
最近の記事
「校長最後の日に学校がみんなのためのミュージアムになる」 (3/31)
「誰でも学びに積極的になれる力をもっている」 (3/30)
「蘇南高校の生徒たちに語りかけたことばがロシア語になる」 (3/29)
「学ぶ意義を確認しながら着実に学び続ける」 (3/28)
「この桜の花びらの数くらい」 (3/27)
「雑誌『思想』4月号はなんと歴史教育の特集です」 (3/25)
「3年間で“最初で最後の”盃を先生方とくみかわしました」 (3/24)
「学生時代に授業中に寝ていそうな先生は校長先生」 (3/22)
過去記事
最近のコメント
お気に入り
ブログ内検索
QRコード
インフォメーション
アクセスカウンタ
読者登録
プロフィール
蘇南高等学校長