「中山道にたちのぼる狼煙を眺める」

 生徒たちはまだ年末年始休業中ですが、私は仕事始めでした。
 昨年はコロナに関する報告が続々と入ってきて、とても慌ただしかったのに対し、今年はとても静かでゆったりしたスタートでした。

 午前10時半には、恒例の狼煙上げが中山道のあちこちで行われました。昇降口から南の方角を眺めると、妻籠城山の頂から白い煙がもくもくとたちのぼるのが見えました。
 実はゆっくり狼煙上げを見物できたのは、3年目の今年が初めてなのでした。

 本来は敵の来襲を告げるものですが、現代の狼煙は新春のお祝いのリレーになっています。戦火のたちのぼるウクライナの人々のことを思いながら、今年も「未来」を創る「教育」という仕事に向かいます。
「中山道にたちのぼる狼煙を眺める」