「茶道部の初釜で一期一会を心に抱く」

 昨日の放課後、本校の和室で茶道部の初釜「冬茜」が開催され、私も出席しました。
 外部講師の小島先生と顧問の洞澤先生のもと、お稽古に励んでいる2年生の小椋さん、亀山さんからお茶をいただきました。

 正客として座り、まずは掛け物や花入れを説明していただきながら、楽しみます。開き始めの椿の美しさに心洗われます。
 次いで、とても上品なお菓子を味わい、小椋さんから詳しく作法を教えてもらいながら、亀山さんが入れてくれた濃いお抹茶をいただきました。
 至福のひとときです。

  「一期一会」という言葉が千利休によるものだと言われていますが、まさにこの言葉の如く、今日このときに茶道部の皆さんのお茶をいただけて、一生の思い出になると、私は感動をかみしめました。

 むだなものを一旦しまいこみ、静かにお茶をいただくひとときが、「一生に一度の出会いであるかのように、いまこのときを大切にしよう」という原点を思い出させてくれるのでした。
「茶道部の初釜で一期一会を心に抱く」