「白い雪、降る降るまわりに」

 今日の南木曽町は一日中、雪が降り積もりました。
 私は教頭先生や事務長さん、校用技師さんと朝7時から通学路の雪かきをしました。水分を含んだ重い雪なので、かなり力を使いました。

 「ありがとうございます」と頭をさげて生徒たちが傍らを通り過ぎていきます。
 やがて出勤してきた先生方が、雪かきをもって応援に来てくれ、さらには先ほど挨拶をしてくれた生徒たちも手伝いに来てくれるのでした。

 週末の土曜日の降雪の時も、練習のために登校した女バレ・女バス・軽音楽などの生徒たちが雪かきをしてくれたそうです。
 みんなのために汗を流すことができる生徒たちであり、教員集団なのだと、改めて感じて幸せな思いがしました。

 ちなみにタイトルは、アイヌのユカㇻを日本語に訳した知里幸恵の『アイヌ神謡集』の有名な書き出し「銀の滴 降る降るまはりに」に因みました。(今、知里についての論文を書いています。)
「白い雪、降る降るまわりに」