「日本西洋史学会の学会誌に書評論文を発表する」
Posted by 蘇南高等学校長.
2023年02月27日21:29
日本西洋史学会の学会誌『西洋史学』に書評論文を発表しました。
依頼を受けての執筆ですが、私自身が読んで深い感銘をおぼえた書物の意義について、広く紹介することは、とてもやりがいのある仕事です。
今回、私が書評したのは、南塚信吾編『国際関係史から世界史へ』(ミネルヴァ書房)です。19世紀から21世紀までの全世界の歴史を各国史のフレームをこえて論じた、すぐれた試みの論文集です。
私が書評で目指していることは三つあります。
①その本の内容を正確に要約すること。
②その本の最もすばらしい意義だと思う点を的確に指摘すること。
③その本の論理を別の角度から整理し直してみて、一歩深めた読み方を提示すること。
①②は当然のことですが、③まで出来て初めて書評たりえるのでしょう。しかしどれもとても難しいことで、自分の書評が及第点だとは言えません。
でも書評を執筆することは、何より自分にとって大切な学びになるのです。


依頼を受けての執筆ですが、私自身が読んで深い感銘をおぼえた書物の意義について、広く紹介することは、とてもやりがいのある仕事です。
今回、私が書評したのは、南塚信吾編『国際関係史から世界史へ』(ミネルヴァ書房)です。19世紀から21世紀までの全世界の歴史を各国史のフレームをこえて論じた、すぐれた試みの論文集です。
私が書評で目指していることは三つあります。
①その本の内容を正確に要約すること。
②その本の最もすばらしい意義だと思う点を的確に指摘すること。
③その本の論理を別の角度から整理し直してみて、一歩深めた読み方を提示すること。
①②は当然のことですが、③まで出来て初めて書評たりえるのでしょう。しかしどれもとても難しいことで、自分の書評が及第点だとは言えません。
でも書評を執筆することは、何より自分にとって大切な学びになるのです。
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | ||||
4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 |
11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 |
18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 |
25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 |
カテゴリ
最近の記事
「校長最後の日に学校がみんなのためのミュージアムになる」 (3/31)
「誰でも学びに積極的になれる力をもっている」 (3/30)
「蘇南高校の生徒たちに語りかけたことばがロシア語になる」 (3/29)
「学ぶ意義を確認しながら着実に学び続ける」 (3/28)
「この桜の花びらの数くらい」 (3/27)
「雑誌『思想』4月号はなんと歴史教育の特集です」 (3/25)
「3年間で“最初で最後の”盃を先生方とくみかわしました」 (3/24)
「学生時代に授業中に寝ていそうな先生は校長先生」 (3/22)
過去記事
最近のコメント
お気に入り
ブログ内検索
QRコード

インフォメーション
アクセスカウンタ
読者登録
プロフィール
蘇南高等学校長