「ウィークリーきそ万歳と叫びながらカナダ6日目を報告する」
Posted by 蘇南高等学校長.
2023年03月10日15:31
木曽広域ケーブルテレビ(KCT)の「ウィークリーきそ」で、木曽青峰高校と蘇南高校の卒業式の様子が番組になっています。3月9日~15日の1週間が放映期間。実は、放送が始まった昨日から、「感動しました」というお電話やお声がけを何人もの方からいただきました。
昨日の夜、私も録画を視聴しました。びっくりしました。
KCTさんは、2校の卒業式をまったく異なる演出で番組化をしてくださっていました。青峰高校は、入場する各クラスの特徴・思い出がにぎやかにナレーションで入ります。これはこれで華やかで素敵です。
ところが後半の蘇南高校のくだりになるとナレーションが一切なくなりました。入場する生徒全員の凛としたまなざしをカメラは追い続けます。そして証書授与と学校長式辞が静かに映し出されました。
私の式辞はA4用紙4枚、時間にして20分という大学の式典なみの掟破りの長さでした。カメラは息をひそめるように私のプレゼンをほとんど全部収録し、それを聞いている卒業生の真剣なまなざしを延々ととらえていきます。このまなざしこそ、私の感情がこみあげてくるのを必死に抑えて式辞をスピーチした、あのときのまなざしでした。
最後に卒業生代表の上野さんが答辞をする、凛とした姿が映し出され、番組は終わりました。
KCTさん、永久保存版としたい番組をありがとうございました。

さて、2年生のカナダ語学研修も6日目です。
本日も午前中はクローズドクラスが開講されました。担当のサラ先生は英語を教えるほかにカウンセリング学を専門となさっていることから、生徒を励ましながらチャレンジを促す心地よい雰囲気で授業が展開されました。授業では、カナダの歴史や国歌についての講義もあり、カナダの公用語が英語とフランス語である理由や、国歌に込められた想いなども学びました。

午後は日系文化センター・博物館、ピース・アーチ州立公園 、ホワイトロックを訪問しました。日系文化センター・博物館は日系カナダの人々が辿った歴史や文化が展示、保管されており、生徒たちは日系四世であるガイドの中川さんと、阿久沢さんからお話を聞きました。阿久沢さんからは「カナダにも様々な移民コミュニティがある中で、ブリティッシュコロンビア州にこのような施設があるコミュニティは少なく、誇らしい」とおっしゃっており、生徒たちはカナダの地でも日本との繋がりを知ることができたようです。

その後は、アメリカとの国境であるピース・アーチ州立公園に向かい、少しだけアメリカの大地を踏みました(もちろん認められているエリア)。記念撮影後は、公園の近くにある港町ホワイトロックにも立ち寄り、自由散策の時間をとりました。海辺で写真を撮ったりする姿が見られ、広い海原を眺めながらいい息抜きができた様子でした。
カナダを満喫しています。

昨日の夜、私も録画を視聴しました。びっくりしました。
KCTさんは、2校の卒業式をまったく異なる演出で番組化をしてくださっていました。青峰高校は、入場する各クラスの特徴・思い出がにぎやかにナレーションで入ります。これはこれで華やかで素敵です。
ところが後半の蘇南高校のくだりになるとナレーションが一切なくなりました。入場する生徒全員の凛としたまなざしをカメラは追い続けます。そして証書授与と学校長式辞が静かに映し出されました。
私の式辞はA4用紙4枚、時間にして20分という大学の式典なみの掟破りの長さでした。カメラは息をひそめるように私のプレゼンをほとんど全部収録し、それを聞いている卒業生の真剣なまなざしを延々ととらえていきます。このまなざしこそ、私の感情がこみあげてくるのを必死に抑えて式辞をスピーチした、あのときのまなざしでした。
最後に卒業生代表の上野さんが答辞をする、凛とした姿が映し出され、番組は終わりました。
KCTさん、永久保存版としたい番組をありがとうございました。
さて、2年生のカナダ語学研修も6日目です。
本日も午前中はクローズドクラスが開講されました。担当のサラ先生は英語を教えるほかにカウンセリング学を専門となさっていることから、生徒を励ましながらチャレンジを促す心地よい雰囲気で授業が展開されました。授業では、カナダの歴史や国歌についての講義もあり、カナダの公用語が英語とフランス語である理由や、国歌に込められた想いなども学びました。

午後は日系文化センター・博物館、ピース・アーチ州立公園 、ホワイトロックを訪問しました。日系文化センター・博物館は日系カナダの人々が辿った歴史や文化が展示、保管されており、生徒たちは日系四世であるガイドの中川さんと、阿久沢さんからお話を聞きました。阿久沢さんからは「カナダにも様々な移民コミュニティがある中で、ブリティッシュコロンビア州にこのような施設があるコミュニティは少なく、誇らしい」とおっしゃっており、生徒たちはカナダの地でも日本との繋がりを知ることができたようです。

その後は、アメリカとの国境であるピース・アーチ州立公園に向かい、少しだけアメリカの大地を踏みました(もちろん認められているエリア)。記念撮影後は、公園の近くにある港町ホワイトロックにも立ち寄り、自由散策の時間をとりました。海辺で写真を撮ったりする姿が見られ、広い海原を眺めながらいい息抜きができた様子でした。
カナダを満喫しています。

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