「お帰り、皆さん!」

 昨晩の夜11時50分、カナダ語学研修を終えて2年生12名と教員2名が南木曽に帰ってきました。
 3年ぶりの短期留学派遣が、一人の体調不良者も出さず、無事に8泊10日の全日程を終了しました。

 コロナ禍がまだ続いているなかで、留学をご支援してくださった保護者の皆様、南木曽町の皆様に心からの御礼を申し上げます。
 8日間を現地の家庭でホームステイをし、語学学校に通うだけでなく、バディの学校で現地の教育を受けて交流するなど、とてもハードな内容でしたが、生徒たちは挑戦をし続けました。
 
 バスから降りて整列をした生徒たちを代表して、亀山さんがこう挨拶しました。

――最初は「何言われているのかまったくわからない」という状態から始まったカナダ研修ですが、終わるころには相手のことばが「わかる」と実感をもてるようになりました。今は、「目指せ!ペラペラ!」という思いです。


 そう、その勢いを持てれば、きっと最後の一年間が絶対に輝くでしょう。本当によく頑張ったね。

 保護者の皆様とそれぞれの帰路――南木曽町だけでなく大桑村や中津川市――につく生徒たちの姿を見て、私たちのふるさとに新しい息吹が訪れたような気がしました。

 そして同時に、校長生活の最後にコロナの出口の予感を肌で感ずることが出来ました。

「お帰り、皆さん!」