「保護者と教員が中山道の旅人となる」

Posted by 蘇南高等学校長. 2022年10月22日20:09
 今日は、PTA研修として「中山道ウォーキング」を行いました。
 昨年、一昨年は、コロナのためにほとんど計画をたてることなく中止。3年ぶりの開催です!

 ①安心してみんなで旅をする。②なまった身体をほぐす。③地域の新しい挑戦をしている経営者と出会う。④地域の文化遺産を学ぶ。・・・これらの目的をかなえるためには、「中山道ウォーキング」!

 多くの保護者・教員が参加しました。


 重要文化財の桃介橋を渡り、旧三留野(みどの)宿に行きます。南木曽町博物館の遠山名誉館長さんの説明付きで、等覚寺で円空仏を拝観して本陣跡を散策。「ブラタモリ」状態なのです。




 基本は保護者と教員でグループを作り、しゃべりながらのウォーキングです。中山道の本線からわかれ、峠道をこえる与川道に入ります。
急斜面を息をきらしながら登り、谷あいの山道をしばらく行くと、突然、築200年の古民家をリノベーションしたゲストハウス「結い庵」が現れます。ここが最終目的地。


 中に入ると素敵なカフェのような素晴らしい空間が広がります。カウンター、ソファ、テラス、思い思いのところに座って、コーヒーとシフォンケーキをいただきました。
 「結い庵」ほか3軒のゲストハウスを経営する熊谷洋さんから、解体寸前の古民家をここまでにした軌跡とコンセプトを話していただきました。山奥の過疎地こそ、素晴らしい価値をもっているのだということを「結い庵」は教えてくれるのです。




 帰りはややスピードをあげて坂道を下り、天白公園に戻ってきました。最後に、3年の「総合探究」で地域の植物を利用したバスボムを開発している生徒が、モニターを保護者の皆さんにお願いし、「中山道ウォーキング」は幕を閉じました。
 面白かった!