「二つの高校から視察に来ていただき、自分の鉄則を振り返る」

Posted by 蘇南高等学校長. 2022年11月24日20:38
 今日は、二つの高校から蘇南高校に学校視察に来ていただきました。定期考査の最終日なので、授業の様子を見ていただけなかったのが残念ですが、本校のカリキュラム・マネジメントの取組をお話ししました。

 まず、富山県立富山いずみ高校の古澤先生と平野先生です。大きな総合学科であり、多くの生徒さんが進学する高校の若い先生方と「生徒の成長を励ます学習評価」や「地域のなかに生徒が出ていく課題探究」をめぐって対話をさせていただきました。共通する課題意識も多く、私たちも励まされた思いです。


 夕方にいらっしゃったのが、長野県伊那弥生ケ丘高校のファー先生と竹松先生です。お二人とは「生徒の成長を励ます学習評価」を中心テーマにして、かなり突っ込んだ対話をさせていただきました。実は、竹松先生と私は、かつて松川高校で一緒に担任をしてたくさんの学校改革を楽しみながら実践した関係です。松川高校の日々のおかげで今の私があると言えます。


 こうして学校訪問をいただくことで、私自身もまた他校の実践に学び、蘇南高校をさらにバージョンアップしていくためのヒントをもらう経験ができます。
 本当にうれしいことでした。

 少しだけ昔話をすると、松川高校の竹松先生との日々から私が学んで、今も実践していることがいくつかあります。

○目の前の一人の生徒に語ることばは、その後ろに全校生徒がいると思って、ことばを考えるべき。
○悩んでいる生徒、道に迷う生徒を見つけたときに、どのように支援するかの方法はそのときどきに違うとしても、ただ一つ共通しているのは、「まあいいか」と絶対に思わず、チームとして見守ること。


 今日、お越しくださった四人の先生方、本当にありがとうございました!