「鳥の眼で3年間を振り返ってみる」
Posted by 蘇南高等学校長.
2023年02月22日17:51
昨日は商業校長会で長野市に出張でした。寒風吹きすさび、雪も降る天気でしたので、夜遅く南木曽に戻って、ほんわりとした温かさを感じ、ほっとしたのでした。
でも長野に行くときにいつも感動するのは、姨捨SAから見る善光寺平の風景です。「鳥の眼」で人々が生活している空間を眺めると、それぞれの魅力ある場所どうしがつながって見えてきて、新たな気づきも得られます。
実は、今日の午後は、2時間ほど校長室を閉めきり、卒業式の式辞の原稿を整えました。
「鳥の眼」で卒業生の3年間を眺めてみたのです。
3年前、4月7日に入学した彼ら/彼女らは、4月10日から約2カ月の自宅待機となりました。友人もできていない。所属する部も決めていない。学習方法のガイダンスもまだ。そんななかでの自宅待機でした。教職員も生徒も必死にオンライン授業を進めました。その年の夏は、大雨で中央西線が寸断され、別の理由での自宅待機が続きました。
2年次にも夏と冬の2回、コロナ予防のための自宅待機がありました。でもこれまでの経験値の集積があって、準備万端で乗り越えてきました。
できなかったことがいくつもあります。でもこの状況下でもやりきったことも多いです。修学旅行、クラスマッチ、文化祭、何より日々の学習。最後に3年生たちは就職も進学も、めざましいくらいに合格を重ねてきました。
この3年間を振り返って、よく自分に校長がつとまったなと思います。
でもこの生徒たちと一緒だからこそ頑張ってこられたのです。
その生徒たちとの別れのときが近づいてきています。
万感を抑え、式辞とパワーポイント(今回もプレゼン方式のスピーチです)の作成に全力投球しようと思います。
でも長野に行くときにいつも感動するのは、姨捨SAから見る善光寺平の風景です。「鳥の眼」で人々が生活している空間を眺めると、それぞれの魅力ある場所どうしがつながって見えてきて、新たな気づきも得られます。
実は、今日の午後は、2時間ほど校長室を閉めきり、卒業式の式辞の原稿を整えました。
「鳥の眼」で卒業生の3年間を眺めてみたのです。
3年前、4月7日に入学した彼ら/彼女らは、4月10日から約2カ月の自宅待機となりました。友人もできていない。所属する部も決めていない。学習方法のガイダンスもまだ。そんななかでの自宅待機でした。教職員も生徒も必死にオンライン授業を進めました。その年の夏は、大雨で中央西線が寸断され、別の理由での自宅待機が続きました。
2年次にも夏と冬の2回、コロナ予防のための自宅待機がありました。でもこれまでの経験値の集積があって、準備万端で乗り越えてきました。
できなかったことがいくつもあります。でもこの状況下でもやりきったことも多いです。修学旅行、クラスマッチ、文化祭、何より日々の学習。最後に3年生たちは就職も進学も、めざましいくらいに合格を重ねてきました。
この3年間を振り返って、よく自分に校長がつとまったなと思います。
でもこの生徒たちと一緒だからこそ頑張ってこられたのです。
その生徒たちとの別れのときが近づいてきています。
万感を抑え、式辞とパワーポイント(今回もプレゼン方式のスピーチです)の作成に全力投球しようと思います。

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