「ひまわり」
Posted by 蘇南高等学校長.
2020年06月05日15:21
真夏のような暑い日でした。
でも暑さに負けず、生徒たちは元気に学んでいます。廊下を歩いて全校の教室を廊下側の窓からこっそりのぞき見るのですが、生徒は再開された対面授業に熱心に臨んでいます。発表とか討論の場面が多いのが本校の授業の特色ですから、窓が解放された校舎の中は、いきいきとした授業中の生徒の声があちこちから聞こえてきます。
通常授業の再開にあたって、校長室前の廊下の壁には、「校長室ギャラリー」を銘打って、私が自宅に持っている美術品を月替わりで飾ることにしました。もともと本校の廊下には、様々な画家たちの素敵な絵画が飾られています。そこに私のコレクションも仲間入りさせていただき、生徒が芸術作品の中で日々の学校生活を過ごすことができればいいと思っています。
「校長室ギャラリー」第1回は、松本市出身の写真家・小口和利さんの「ひまわり」です。
私が松本深志高校に勤めていた時、近くの喫茶店の常連だった小口さんと出会い、この作品を手に入れました。小口さんは、スポーツの世界大会での選手の躍動的な一瞬をとらえた写真や、静謐で荘厳な日本アルプスの写真など、すぐれたお仕事をたくさんされています。
「ひまわり」は、昔、小口さんがフランスに旅をしていたとき、偶然見つけた光景を撮影したものだと聞いています。一面のひまわり畑のなかで、たった一輪のひまわりが、こちらを向いて咲いています。その「いのち」の圧倒的な質感が、この作品の魅力です。ひまわりの「私はここにいるよ」という声が聞こえてくるような気がします。
でも暑さに負けず、生徒たちは元気に学んでいます。廊下を歩いて全校の教室を廊下側の窓からこっそりのぞき見るのですが、生徒は再開された対面授業に熱心に臨んでいます。発表とか討論の場面が多いのが本校の授業の特色ですから、窓が解放された校舎の中は、いきいきとした授業中の生徒の声があちこちから聞こえてきます。
通常授業の再開にあたって、校長室前の廊下の壁には、「校長室ギャラリー」を銘打って、私が自宅に持っている美術品を月替わりで飾ることにしました。もともと本校の廊下には、様々な画家たちの素敵な絵画が飾られています。そこに私のコレクションも仲間入りさせていただき、生徒が芸術作品の中で日々の学校生活を過ごすことができればいいと思っています。
「校長室ギャラリー」第1回は、松本市出身の写真家・小口和利さんの「ひまわり」です。
私が松本深志高校に勤めていた時、近くの喫茶店の常連だった小口さんと出会い、この作品を手に入れました。小口さんは、スポーツの世界大会での選手の躍動的な一瞬をとらえた写真や、静謐で荘厳な日本アルプスの写真など、すぐれたお仕事をたくさんされています。
「ひまわり」は、昔、小口さんがフランスに旅をしていたとき、偶然見つけた光景を撮影したものだと聞いています。一面のひまわり畑のなかで、たった一輪のひまわりが、こちらを向いて咲いています。その「いのち」の圧倒的な質感が、この作品の魅力です。ひまわりの「私はここにいるよ」という声が聞こえてくるような気がします。
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