「夏休みの最後に学校の景観を整える」

Posted by 蘇南高等学校長. 2021年08月23日18:05
 今日は夏休みの最終日です。学校にはチェーンソーと重機の音が響き渡りました。ここ数日、田中木材さんに学校の前庭の樹木の伐採をしていただいているからです。

 南木曽町でも松枯れがあちこちで見られるようになり、本校の周囲の松もあっという間に赤茶けてしまいました。樹高はかなり高いものですから、台風などで倒れないか心配です。このたび県教育委員会に予算をつけていただき、作業は田中木材さんに引き受けていただきました。

 松にワイヤーをとりつけて、チェーンソーを入れながら重機で引っ張り、「寝かして」いきます。その熟練した仕事を拝見すると、まるで見事なドキュメンタリーを見ているかのようなワクワク感があり、時間があっという間に経ってしまいます。
 田中さんのおかげで、尚学の道から蘇南高校を見上げる時、鵬翼の校舎が眺められるようになりました。公園のような前庭の風景になってきて、ここに岩つつじを植えたら、天白公園の続きになるかもと、夢はふくらみます。

 美しいキャンパスで生徒たちが学んでほしいという思いで、整備を重ねています。
 そして後輩たちのために美しいキャンパスを守りたいというOBの熟練の技が、蘇南高校を未来につなげてくださっています。