「地元市町村の代表の皆様と蘇南高校の教育を語り合う」

Posted by 蘇南高等学校長. 2022年12月21日20:05
 今日は、令和4年度の地元市町村協議会が本校で開催されました。

 【本日の出席者】
   ◎南木曽町から向井町長様、早川議長代理様、向井教育長様、末松教育次長代理様
   ◎大桑村から貴舟村長様、岩佐議長様、野知里教育長様
   ◎中津川市から岩久教育長様、浅野指導主事様
   ◎本校関係者として樋口同窓会長様、松下PTA会長様、本校職員


 多くの生徒たちが通学している三つの自治体の代表の皆様が、蘇南高校の現在と未来について意見交換をするとともに、カナダ語学研修の支援を中心とした協議会会計の予算・決算を審議するというのが、協議会の趣旨です。
 会に先立って、3年生の総合探究を代表して、「ホタルの里」という探究を行った松下さん、三石さんがプレゼンテーションを行い、生徒会長の亀山さんが自分たちのスローガン「虹」についての説明を行いました。私からは、この一年間にどのような教育実践に重点をおいて、どのような成果が出ているのかを報告しました。


 「自分たちのふるさとのことを真剣に考え、ふるさとを守る若者を育てようとしている。」(貴舟村長さん)、「小さい規模だとしても力強い教育実践をしている」(岩久教育長さん)、「学習の深みが増していることがわかり、地域を元気にしてくれている」(向井町長さん)・・・といった温かなエールをいただきました。


 また、「財政支援だけでなく、地域が先生たちと一緒に魅力ある学校を作っていくことが大切であり、そのためにも生徒たちの探究が地域で活かされていくことが必要だ」(向井教育長さん)・・・といった視点についても語られました。

 地域の皆様の熱い応援に支えられて、本校の教育活動が成立していることを、私は改めて実感しました。また、生徒たちがふるさとで就職するにせよ、一度はふるさとから離れるにせよ、何らかの形でふるさとを愛し続け、ふるさとを守っていくような人間に育っていくよう、教職員一同頑張りたいと思ったのでした。
 南木曽町・大桑村・中津川市をはじめとするふるさとの皆様、是非、蘇南高校の歩みを見守っていただきますよう、お願い申し上げます。