「長崎修学旅行3日目はハウステンボスを満喫」
Posted by 蘇南高等学校長.
2020年11月12日18:27
今日は、修学旅行3日目で、ハウステンボスを班別行動で終日楽しみ、旅を満喫しました。
大きく体調を崩す生徒もおらず、皆、よくやっています。
2年生の二人に今の思いをインタビューしました。
では、藤本さん、どうぞ。
「修学旅行初日は、平和を願い作られた碑や、原爆によって破壊され生活用品や衣類を見て戦争の怖さや平和の尊さを学ぶとともに、今、自分たちにはどんなことが出来るのか考えさせられました。また、軍艦島では自然災害に対するさまざまな工夫がされた建物などを実際に見ることができました。ハウステンボスでは普段の生活ではできないVRの体験や海外風の建物や綺麗な景色を見ることができてとても楽しかったです。
さまざまな考えや歴史を学び、楽しむところは楽しむ。素晴らしい修学旅行でした。」
次いで、永島さん。
「ハウステンボスが特に印象的でした。いま自由に旅行が出来ないなかで、外国の雰囲気を感じながら思い切り楽しむ事ができました。軍艦島では、本当にこんなに狭い場所にそんなにたくさんの人が暮らしていたのかと驚きました。その場所に行ったからこそ出来る体験でした。
修学旅行に来ることができて、本当に良かったです。とても感謝しています。」
写真からも生徒の笑い声が聞こえてきそうです。
明日は、朝のうちに長崎を出発し、夕方前には中津川・木曽に帰着する予定です。
大きく体調を崩す生徒もおらず、皆、よくやっています。
2年生の二人に今の思いをインタビューしました。
では、藤本さん、どうぞ。
「修学旅行初日は、平和を願い作られた碑や、原爆によって破壊され生活用品や衣類を見て戦争の怖さや平和の尊さを学ぶとともに、今、自分たちにはどんなことが出来るのか考えさせられました。また、軍艦島では自然災害に対するさまざまな工夫がされた建物などを実際に見ることができました。ハウステンボスでは普段の生活ではできないVRの体験や海外風の建物や綺麗な景色を見ることができてとても楽しかったです。
さまざまな考えや歴史を学び、楽しむところは楽しむ。素晴らしい修学旅行でした。」
次いで、永島さん。
「ハウステンボスが特に印象的でした。いま自由に旅行が出来ないなかで、外国の雰囲気を感じながら思い切り楽しむ事ができました。軍艦島では、本当にこんなに狭い場所にそんなにたくさんの人が暮らしていたのかと驚きました。その場所に行ったからこそ出来る体験でした。
修学旅行に来ることができて、本当に良かったです。とても感謝しています。」
写真からも生徒の笑い声が聞こえてきそうです。
明日は、朝のうちに長崎を出発し、夕方前には中津川・木曽に帰着する予定です。
「長崎修学旅行2日目は軍艦島上陸やシーカヤック」
Posted by 蘇南高等学校長.
2020年11月11日18:39
長崎修学旅行2日目朝、全員が体調良好で朝食会場に集まり、1日がスタートしました。
午前中は、軍艦島上陸組とデジタルミュージアム組に分かれました。軍艦島は風が強かったものの快晴で波も穏やかであり、船酔いが発生せず、「旅行に来られて本当に良かった」と生徒たちが語り合っていました。デジタルミュージアムもほぼ貸し切り状態で、ゆったりと楽しめました。途中で立ち寄った眼鏡橋も水面が澄み切って、それはそれは美しい光景でした。
午後は九十九島パールシーリゾートです。昼食は佐世保バーガーを受け取り公園の中で食べ、いよいよシーカヤック体験に向かいました。全員、元気で思い切り遊び、今晩の宿泊場所のハウステンボスのホテルに到着し、現在は洋食コース料理の時間です。テーブルマナー講習を受けながら楽しんでいます。
今日まで長崎県のコロナ陽性患者はきわめて低い数値で推移していますので、保護者の皆様、ご安心ください。生徒の皆さんの健康状態に細心の注意を払いながら、いよいよ旅は後半に向かいます。
午前中は、軍艦島上陸組とデジタルミュージアム組に分かれました。軍艦島は風が強かったものの快晴で波も穏やかであり、船酔いが発生せず、「旅行に来られて本当に良かった」と生徒たちが語り合っていました。デジタルミュージアムもほぼ貸し切り状態で、ゆったりと楽しめました。途中で立ち寄った眼鏡橋も水面が澄み切って、それはそれは美しい光景でした。
午後は九十九島パールシーリゾートです。昼食は佐世保バーガーを受け取り公園の中で食べ、いよいよシーカヤック体験に向かいました。全員、元気で思い切り遊び、今晩の宿泊場所のハウステンボスのホテルに到着し、現在は洋食コース料理の時間です。テーブルマナー講習を受けながら楽しんでいます。
今日まで長崎県のコロナ陽性患者はきわめて低い数値で推移していますので、保護者の皆様、ご安心ください。生徒の皆さんの健康状態に細心の注意を払いながら、いよいよ旅は後半に向かいます。
「長崎修学旅行1日め」
Posted by 蘇南高等学校長.
2020年11月10日18:19
まだ夜明けとなる前の早朝、生徒たちは時間正確に乗車場所に揃い、セントレア空港へバスで行き、快晴のなか長崎空港に到着しました。
まず、長崎原爆資料館にて核兵器がひきおこした悲劇と現在の世界の核問題を見つめ、長崎平和公園で平和について考えました。平和公園で生徒代表が読み上げた「平和宣言」は、生徒会長の澤渡さんを中心に生徒たちが真剣に考え抜いた末のことばです。その最後はこうしめくくられています。
「原子爆弾で亡くなられた方々、太平洋戦争で亡くなったすべての戦没者に対して、哀悼の意を尽くして黙祷をささげ、これからの世界が戦争や核兵器により、悲しむことのない平和な社会になるよう切に願います。私たちはこの戦争の教訓を次の世代へ正しく伝え、恒久平和の実現を誠実に希求することをここに宣言します。」
そしてBGカフェで昼食をとり、大浦天主堂、出島などの史跡を見学しました。出島では和装に着替えて散策した女生徒達もいました。
全員、元気にホテルに到着しています。
まず、長崎原爆資料館にて核兵器がひきおこした悲劇と現在の世界の核問題を見つめ、長崎平和公園で平和について考えました。平和公園で生徒代表が読み上げた「平和宣言」は、生徒会長の澤渡さんを中心に生徒たちが真剣に考え抜いた末のことばです。その最後はこうしめくくられています。
「原子爆弾で亡くなられた方々、太平洋戦争で亡くなったすべての戦没者に対して、哀悼の意を尽くして黙祷をささげ、これからの世界が戦争や核兵器により、悲しむことのない平和な社会になるよう切に願います。私たちはこの戦争の教訓を次の世代へ正しく伝え、恒久平和の実現を誠実に希求することをここに宣言します。」
そしてBGカフェで昼食をとり、大浦天主堂、出島などの史跡を見学しました。出島では和装に着替えて散策した女生徒達もいました。
全員、元気にホテルに到着しています。
「修学旅行の結団式で旅の心がまえを語りかける」
Posted by 蘇南高等学校長.
2020年11月09日19:51
明日から始まる2年生の長崎修学旅行の結団式を行いました。
多くの高校が修学旅行を中止するなかで、本校は感染防止対策をたてて実施します。世の中では第3波への危機感が高まっているわけですが、この時期にそうなるであろうことを私は予想していました。それもふまえて、いくつもの準備を重ねてきました。
①夏に職員による下見を行い、ソーシャル・ディスタンスをとれる行動パターンを研究。➁接触の多い新幹線移動をやめて往復ともに長崎空港を利用。③民泊のとりやめとホテルの相部屋人数の減員。④バイキングから個食提供への変更。⑤すべての行程のバスの大型化。⑥引率教員に養護教諭を加え、増員。⑦万一の事態を想定したフローチャートの作成。⑧旅行社では経験豊富な支店長さん自らが添乗、などなどです。
なんと本校では2年生全員のご家庭から同意書が出て、この修学旅行が実施されます。保護者の皆様の温かなご理解をいただいていることを胸に刻んで、安心安全な旅行にするつもりです。
今日の結団式では、私は二つのことを生徒たちに語りかけました。
ひとつめとして、旅は「見てみよう」「知ってみよう」という思いがあって、はじめて豊かなものになるということ。その思いがなければどこに行っても何も感じないし、何も残らない。でも君たちならば、たくさんのことを見ようとし、知ろうとするだろう。
ふたつめとして、旅は「友との人間関係を広げ、確かなものにする」大切な機会だということ。今までは近しい友、それほど近しくない友など、友人同士の一定の距離が出来て、生活の安定があったはずだが、旅はそれを不安定にする。近しくない友とも一緒に行動するし、近しい友のこれまで見えてこなかった面を知る。その不安定さを乗り越えて、あらためて人間関係をつくることで、旅の感動はより素晴らしいものになる。
そんなかけがえのない修学旅行がいよいよ始まります!
多くの高校が修学旅行を中止するなかで、本校は感染防止対策をたてて実施します。世の中では第3波への危機感が高まっているわけですが、この時期にそうなるであろうことを私は予想していました。それもふまえて、いくつもの準備を重ねてきました。
①夏に職員による下見を行い、ソーシャル・ディスタンスをとれる行動パターンを研究。➁接触の多い新幹線移動をやめて往復ともに長崎空港を利用。③民泊のとりやめとホテルの相部屋人数の減員。④バイキングから個食提供への変更。⑤すべての行程のバスの大型化。⑥引率教員に養護教諭を加え、増員。⑦万一の事態を想定したフローチャートの作成。⑧旅行社では経験豊富な支店長さん自らが添乗、などなどです。
なんと本校では2年生全員のご家庭から同意書が出て、この修学旅行が実施されます。保護者の皆様の温かなご理解をいただいていることを胸に刻んで、安心安全な旅行にするつもりです。
今日の結団式では、私は二つのことを生徒たちに語りかけました。
ひとつめとして、旅は「見てみよう」「知ってみよう」という思いがあって、はじめて豊かなものになるということ。その思いがなければどこに行っても何も感じないし、何も残らない。でも君たちならば、たくさんのことを見ようとし、知ろうとするだろう。
ふたつめとして、旅は「友との人間関係を広げ、確かなものにする」大切な機会だということ。今までは近しい友、それほど近しくない友など、友人同士の一定の距離が出来て、生活の安定があったはずだが、旅はそれを不安定にする。近しくない友とも一緒に行動するし、近しい友のこれまで見えてこなかった面を知る。その不安定さを乗り越えて、あらためて人間関係をつくることで、旅の感動はより素晴らしいものになる。
そんなかけがえのない修学旅行がいよいよ始まります!

「紅葉のなかの蘇南高校」
Posted by 蘇南高等学校長.
2020年11月06日16:46
今日は、写真を見ていただくためのブログです。
蘇南高校の玄関前の風景です。ツツジが真っ赤に色づき、正面の南木曽岳の中腹の色とりどりの光景とあいまって、目を奪われます。本当に美しい。
朝、玄関に立って登校してくる生徒たちを出迎えると、皆、笑顔であいさつをしてきます。生徒の笑顔に、こちらの心もさわやかになります。
木曽谷に生活するということが、かくも美しい風景の中で生きることなのだということをあらためて実感しています。
蘇南高校の玄関前の風景です。ツツジが真っ赤に色づき、正面の南木曽岳の中腹の色とりどりの光景とあいまって、目を奪われます。本当に美しい。
朝、玄関に立って登校してくる生徒たちを出迎えると、皆、笑顔であいさつをしてきます。生徒の笑顔に、こちらの心もさわやかになります。
木曽谷に生活するということが、かくも美しい風景の中で生きることなのだということをあらためて実感しています。

「ブナの声を聴いた詩人~北川山人のこと」
Posted by 蘇南高等学校長.
2020年11月05日20:02
蘇南高校のOBに北川山人という詩人がいることを、最近、縁あって知りました。『詩集仙人ブナ』(土曜美術社出版販売)と短編集『日光の仙人』(近代文芸社)、『イタコの草笛』(東京図書出版会)の3冊を読んだのですが、どれも素晴らしい作品です。
北川山人(1941~2014)はペンネームで、本名は河合敬一。旧山口村(現中津川市山口)の生まれで蘇南高校を卒業後、宇都宮大学・法政大学に学びます。JA全国連に勤め、“農”の原点を求めて青森県の農業高校の教師になります。そのかたわら、キリマンジャロ、アコンカグア、モンブラン等の世界の高山を登り、日本各地の修験道の山々を歩き回り、多くの詩集を残しました。
『陸奥新報』(2001年9月24日付)に北川山人のことが、このように紹介されています。
「彼は自然の中に霊性を見、修験者のように山々を駆け巡る。自らの山行を巡礼と称している。(……)休日はほとんど白神山中で過ごす。樹木や滝や生き物たちに霊性を見、自らがその自然の中にあることを感謝して過ごす。白神山地の滝はすべて踏破したというから半端ではない。」(川口紘「飛天百景60」より)
『詩集 仙人ブナ』のなかにある「銀河の森」は、白神山地のブナに夕暮れから夜の闇がおりるまでを描いた詩です。その後半部分は次のようにうたわれています。
宇宙と
神々と
自然の安らぎが
やさしくブナの老木を包むとき
森は一日の休息に入り
けものたちは落葉の寝ぐらの中で温かく眠っている
やがて夜露がブナの小枝に降りると
生きものたちの遠い夢路
銀河の森が生まれ
一面真っ青なブナ原生林が
宇宙の果てまで広がっていく
銀河が森を包むのではなく、森が銀河となって宇宙の果てまで広がっていく…というイマジネーションが素晴らしいと思うのです。
小説「日光の仙人」は、人生に絶望して死を願って日光に来た青年が、山の中で質素に暮らす老夫婦との交流から生きる意志を取り戻す物語です。そして小説「イタコの草笛」は、夫に先立たれた高齢の女性が、息子夫婦のことで疲れ果てて生きることに喜びを失ったとき、恐山のイタコを通じて亡き「じさま」と再会し、「生きる勇気」を取り戻していく物語です。
北川山人の小説の登場人物たちは、大自然のなかで何かに祈る経験をとおして、未来への希望をつかんでいきます。
『詩集 仙人ブナ』のなかにある「ブナの念仏踊り」に私は圧倒されました。この詩の後半を引用します。
ブナの葉に溜まったこの世の苦しみが
永遠の涙となってポトリと落ちるとき
森の木々は大きな溜め息をつき
けものたちは哀しげに鳴く
この森は
水の森だ
ブナの葉から一滴の露がこぼれ落ちて
果てしなく深い縄文の世界に沈んでいくと
谷間に霧が生まれ
稜線を白竜のように舞い上がってくる
墨絵のような幻影は広がり
仙人ブナの巨木が
白い杖を振る
ここはまるで法華経の奥に広がる
踊り仏の世界だ
追記 私を北川山人の書物に出会わせてくださった、木地師学会会長の楯英雄先生に心から感謝申し上げます。
北川山人(1941~2014)はペンネームで、本名は河合敬一。旧山口村(現中津川市山口)の生まれで蘇南高校を卒業後、宇都宮大学・法政大学に学びます。JA全国連に勤め、“農”の原点を求めて青森県の農業高校の教師になります。そのかたわら、キリマンジャロ、アコンカグア、モンブラン等の世界の高山を登り、日本各地の修験道の山々を歩き回り、多くの詩集を残しました。
『陸奥新報』(2001年9月24日付)に北川山人のことが、このように紹介されています。
「彼は自然の中に霊性を見、修験者のように山々を駆け巡る。自らの山行を巡礼と称している。(……)休日はほとんど白神山中で過ごす。樹木や滝や生き物たちに霊性を見、自らがその自然の中にあることを感謝して過ごす。白神山地の滝はすべて踏破したというから半端ではない。」(川口紘「飛天百景60」より)
『詩集 仙人ブナ』のなかにある「銀河の森」は、白神山地のブナに夕暮れから夜の闇がおりるまでを描いた詩です。その後半部分は次のようにうたわれています。
宇宙と
神々と
自然の安らぎが
やさしくブナの老木を包むとき
森は一日の休息に入り
けものたちは落葉の寝ぐらの中で温かく眠っている
やがて夜露がブナの小枝に降りると
生きものたちの遠い夢路
銀河の森が生まれ
一面真っ青なブナ原生林が
宇宙の果てまで広がっていく
銀河が森を包むのではなく、森が銀河となって宇宙の果てまで広がっていく…というイマジネーションが素晴らしいと思うのです。
小説「日光の仙人」は、人生に絶望して死を願って日光に来た青年が、山の中で質素に暮らす老夫婦との交流から生きる意志を取り戻す物語です。そして小説「イタコの草笛」は、夫に先立たれた高齢の女性が、息子夫婦のことで疲れ果てて生きることに喜びを失ったとき、恐山のイタコを通じて亡き「じさま」と再会し、「生きる勇気」を取り戻していく物語です。
北川山人の小説の登場人物たちは、大自然のなかで何かに祈る経験をとおして、未来への希望をつかんでいきます。
『詩集 仙人ブナ』のなかにある「ブナの念仏踊り」に私は圧倒されました。この詩の後半を引用します。
ブナの葉に溜まったこの世の苦しみが
永遠の涙となってポトリと落ちるとき
森の木々は大きな溜め息をつき
けものたちは哀しげに鳴く
この森は
水の森だ
ブナの葉から一滴の露がこぼれ落ちて
果てしなく深い縄文の世界に沈んでいくと
谷間に霧が生まれ
稜線を白竜のように舞い上がってくる
墨絵のような幻影は広がり
仙人ブナの巨木が
白い杖を振る
ここはまるで法華経の奥に広がる
踊り仏の世界だ
追記 私を北川山人の書物に出会わせてくださった、木地師学会会長の楯英雄先生に心から感謝申し上げます。

「商品開発に試行錯誤を繰り返しながらチャレンジする生徒たち」
Posted by 蘇南高等学校長.
2020年11月03日17:41
今日は、商業科の3年「商品開発」の授業について、市瀬先生にレポートしてもらうことにします。私は、この授業のなかで成長していく生徒の姿を感心しながら見守ってきました。専門学校未来ビジネスカレッジの田中校長先生に格別のご高配をいただき、古川先生(ご実家はあの寿命餅の老舗磯村さん)を講師として派遣していただいていることが、授業の質を断然高めています。では、市瀬先生にバトンタッチします。
商業科の市瀬です。
11月2日(月)の商品開発発表会についてご報告いたします。
経営ビジネス系列3年「商品開発」の授業では、昨年度に引き続き、学校法人未来学舎専門学校未来ビジネスカレッジの古川博徳先生にご支援いただき、商品開発に取り組んできました。本年度は、「地元(南木曽町、木曽郡、中津川市)の産品を用いて、ヴィーガン商品を開発しよう」をテーマとして取り組み、生徒一人ひとりが地元の産品をもとにヴィーガン商品(完全菜食主義に対応した商品)を考案し、試作・改善を繰り返し、発表しました。
今回の実習にあたり生徒に伝えたことなかに、「ただ想像するだけではなく、自分自身で実際につくってみること」があります。生徒は何度かの試作を繰り返し、本日、その成果を試作品として提供してくれました。17の企画案のうち16の企画案で試作品が提出されたことには、私自身驚きました。
審査にあたっては、一般社団法人南木曽町観光協会会長高橋様と授業講師の古川先生にお願いをし、一品一品、味を確認し審査をしていただきました。自分が考案した試作品が目の前で食べられる姿をみて、生徒はいつも以上に緊張しながらプレゼンテーションをしていたように感じます。
ヴィーガンという縛りのなかで、生徒もさまざまな工夫をしていました。牛乳のかわりに豆乳を、また、肉のかわりに野菜や大豆をもちいるなど。また、自分の想像していた味やみた目がかけ離れており、理想に近づけるにはどうしたらいいか、かなり苦戦したようです。それでも、自分で考案した商品だけあって、発表の言葉ひとつひとつには重みがありました。「先生にも作ってきたので食べてくれますか?」、おいしくいただきました。中間報告で指摘された点も見事に改善していました。
全ての発表が終わり、審査をお願いしたお二人から、「限られた食材のなか苦労されたと思いますが、食材の偏りがあったると感じました。また、一つの商品のなかに、複数の産品を入れることで、素材がお互いにつぶし合っている気がします。少し欲張りすぎているかなと。そのあたり工夫が必要だと思います。パッケージについては、どれももうひと工夫必要ですね。中間報告で指摘した点を改善しようとする工夫は見られました。プレゼンもよくまとまっていたと思います。」といった講評をいただきました。やはり実社会で経験されている方の見る目は違うなと感じたコメントでした。個々の商品については別途アドバイスをいただいていますので、生徒にフィードバックをしたいと思います。
今回提案した17企画案は、古川先生が専門学校に持ち帰り、学生と議論を重ね、そのなかから2~3選出します。そして、改良を加え、完成した商品を11月30日に全員で試食をする予定です。
商業科の市瀬です。
11月2日(月)の商品開発発表会についてご報告いたします。
経営ビジネス系列3年「商品開発」の授業では、昨年度に引き続き、学校法人未来学舎専門学校未来ビジネスカレッジの古川博徳先生にご支援いただき、商品開発に取り組んできました。本年度は、「地元(南木曽町、木曽郡、中津川市)の産品を用いて、ヴィーガン商品を開発しよう」をテーマとして取り組み、生徒一人ひとりが地元の産品をもとにヴィーガン商品(完全菜食主義に対応した商品)を考案し、試作・改善を繰り返し、発表しました。
今回の実習にあたり生徒に伝えたことなかに、「ただ想像するだけではなく、自分自身で実際につくってみること」があります。生徒は何度かの試作を繰り返し、本日、その成果を試作品として提供してくれました。17の企画案のうち16の企画案で試作品が提出されたことには、私自身驚きました。
審査にあたっては、一般社団法人南木曽町観光協会会長高橋様と授業講師の古川先生にお願いをし、一品一品、味を確認し審査をしていただきました。自分が考案した試作品が目の前で食べられる姿をみて、生徒はいつも以上に緊張しながらプレゼンテーションをしていたように感じます。
ヴィーガンという縛りのなかで、生徒もさまざまな工夫をしていました。牛乳のかわりに豆乳を、また、肉のかわりに野菜や大豆をもちいるなど。また、自分の想像していた味やみた目がかけ離れており、理想に近づけるにはどうしたらいいか、かなり苦戦したようです。それでも、自分で考案した商品だけあって、発表の言葉ひとつひとつには重みがありました。「先生にも作ってきたので食べてくれますか?」、おいしくいただきました。中間報告で指摘された点も見事に改善していました。
全ての発表が終わり、審査をお願いしたお二人から、「限られた食材のなか苦労されたと思いますが、食材の偏りがあったると感じました。また、一つの商品のなかに、複数の産品を入れることで、素材がお互いにつぶし合っている気がします。少し欲張りすぎているかなと。そのあたり工夫が必要だと思います。パッケージについては、どれももうひと工夫必要ですね。中間報告で指摘した点を改善しようとする工夫は見られました。プレゼンもよくまとまっていたと思います。」といった講評をいただきました。やはり実社会で経験されている方の見る目は違うなと感じたコメントでした。個々の商品については別途アドバイスをいただいていますので、生徒にフィードバックをしたいと思います。
今回提案した17企画案は、古川先生が専門学校に持ち帰り、学生と議論を重ね、そのなかから2~3選出します。そして、改良を加え、完成した商品を11月30日に全員で試食をする予定です。

「中信地区新人戦でバドミントン部が全部門の優勝をかちとる」
Posted by 蘇南高等学校長.
2020年11月02日22:41
10月31日(土)から11月2日(月)まで高体連バドミントン新人戦が、信州スカイパーク体育館を会場に開催されました。
まず、会場長をつとめた立場として、コロナ禍のなかで新人戦の実現に尽力してくださった競技役員の先生方に感謝の思いでいっぱいですし、この大会に出場したすべての選手の皆さんに心からの拍手を贈ります。
次に蘇南高等学校長の立場として報告をすると、学校対抗、ダブルス、シングルスのすべての部門、男女ともに、蘇南高校が優勝をかちとりました。相手校もすばらしいプレイをしたなかで、辛抱に辛抱をかさね、よく頑張ったと思います。蘇南高校バド部の生徒諸君、顧問の今井直先生、今井京先生、そしてコーチであり社会体育の指導者である松井先生に心からの拍手を贈ります。本当にお疲れさまでした。
コロナ禍のなか、練習試合も十分にできないなかでの新人戦です。他県との交流についても私の方針で大きく制限してきました。そのようななか、技術と精神力を磨き続け、ひたむきに目標に向かって努力し続けてきたバドミントン部の生徒の皆さんには、「よく頑張った!」と言うことがすべてです。
【記録】学校対抗戦:男子優勝(森・藤森・有賀伊・有賀詩・下平・三石・横山)、女子優勝(後藤・小澤・小林・嶋崎・安江・松瀬)、ダブルス:男子優勝(森・三石)、女子優勝(後藤・小澤)、シングルス:男子優勝(森)、準優勝(三石)、3位(有賀詩)、女子優勝(小澤)、準優勝(後藤)
当たり前のことが当たり前でなくなっているコロナ禍の時代の中で、私たちにできることは、一瞬一瞬のかけがえのなさをかみしめて、目の前のことに全力投球していくことです。
県大会に向けて、バドミントン部の皆さんが自分の限界を突き破る経験を重ねていくことを、心から応援しています。
まず、会場長をつとめた立場として、コロナ禍のなかで新人戦の実現に尽力してくださった競技役員の先生方に感謝の思いでいっぱいですし、この大会に出場したすべての選手の皆さんに心からの拍手を贈ります。
次に蘇南高等学校長の立場として報告をすると、学校対抗、ダブルス、シングルスのすべての部門、男女ともに、蘇南高校が優勝をかちとりました。相手校もすばらしいプレイをしたなかで、辛抱に辛抱をかさね、よく頑張ったと思います。蘇南高校バド部の生徒諸君、顧問の今井直先生、今井京先生、そしてコーチであり社会体育の指導者である松井先生に心からの拍手を贈ります。本当にお疲れさまでした。
コロナ禍のなか、練習試合も十分にできないなかでの新人戦です。他県との交流についても私の方針で大きく制限してきました。そのようななか、技術と精神力を磨き続け、ひたむきに目標に向かって努力し続けてきたバドミントン部の生徒の皆さんには、「よく頑張った!」と言うことがすべてです。
【記録】学校対抗戦:男子優勝(森・藤森・有賀伊・有賀詩・下平・三石・横山)、女子優勝(後藤・小澤・小林・嶋崎・安江・松瀬)、ダブルス:男子優勝(森・三石)、女子優勝(後藤・小澤)、シングルス:男子優勝(森)、準優勝(三石)、3位(有賀詩)、女子優勝(小澤)、準優勝(後藤)
当たり前のことが当たり前でなくなっているコロナ禍の時代の中で、私たちにできることは、一瞬一瞬のかけがえのなさをかみしめて、目の前のことに全力投球していくことです。
県大会に向けて、バドミントン部の皆さんが自分の限界を突き破る経験を重ねていくことを、心から応援しています。

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