「庭の福寿草が咲き始める」
Posted by 蘇南高等学校長.
2022年02月12日20:17
昨日、松本のスカイパーク体育館で3回目のワクチン接種を受けました。1・2回目は何も副反応がなく、接種翌日に登山をするなどしてきたのですが、昨晩は高熱を発してダウンしました。激しい悪寒とあちこちの痛みに苦しむ、まさかの展開となりました。
実は、ワクチン接種をした後、実家のある茅野市に移動して、中学時代の担任の先生の告別式で弔辞を読み、飯田の家に帰ってきたのです。帰宅後、あれよあれよと具合が悪くなりました。
今日も熱が下がらず寝たきりでしたが、夕方になって一気に完全復活しました。
復活するとじっとしていられないのが、私です。でもさすがにウォーキングは控えて、我が家の庭を散歩するだけにしました。
すると福寿草の開花が始まっていることを発見!
春の足音を確実に聞くことができました。
実は、ワクチン接種をした後、実家のある茅野市に移動して、中学時代の担任の先生の告別式で弔辞を読み、飯田の家に帰ってきたのです。帰宅後、あれよあれよと具合が悪くなりました。
今日も熱が下がらず寝たきりでしたが、夕方になって一気に完全復活しました。
復活するとじっとしていられないのが、私です。でもさすがにウォーキングは控えて、我が家の庭を散歩するだけにしました。
すると福寿草の開花が始まっていることを発見!
春の足音を確実に聞くことができました。
「大雪のために3年生の登校日がオンライン授業になる」
Posted by 蘇南高等学校長.
2022年02月10日20:46
南岸低気圧の影響による大雪となり、今日の3年生の登校日はオンライン授業にきりかえました。せっかく3週間ぶりに登校して友人たちと楽しい時間を過ごす予定であった3年生には、本当に申し訳なく思います。
JR東海の中央西線は、昼頃、特急しなのの運休が始まり、14時の普通列車を最後にすべてが運休になったので、オンライン授業へのきりかえは、やむをえないことであったと思っています。
3年生の皆さんとは、次の登校日の再会を(一週間後ですが)心待ちにしています。
私自身は、明日の朝一番に松本市のスカイパーク体育館で3回目のワクチン接種を受けることになっているため、夕方に急遽、塩尻市のホテルに移動しました。途中の木曽町や木祖村の積雪は、壁のようになっており、びっくりしました。塩尻市に来ても雪は激しく降っており、路面はスケートリンク状態です。
明日、スカイパークまで行けるのか心配なのですが、ともかくワクチン接種に出かけたいと思います。
JR東海の中央西線は、昼頃、特急しなのの運休が始まり、14時の普通列車を最後にすべてが運休になったので、オンライン授業へのきりかえは、やむをえないことであったと思っています。
3年生の皆さんとは、次の登校日の再会を(一週間後ですが)心待ちにしています。
私自身は、明日の朝一番に松本市のスカイパーク体育館で3回目のワクチン接種を受けることになっているため、夕方に急遽、塩尻市のホテルに移動しました。途中の木曽町や木祖村の積雪は、壁のようになっており、びっくりしました。塩尻市に来ても雪は激しく降っており、路面はスケートリンク状態です。
明日、スカイパークまで行けるのか心配なのですが、ともかくワクチン接種に出かけたいと思います。
「学校にいのちがあることの香り」
Posted by 蘇南高等学校長.
2022年02月09日17:43
実に2週間半ぶりに1・2年生の対面授業を行いました。
感染予防のために全面オンライン授業にきりかえて、実によく生徒たちは頑張ってきました。
「やっぱり対面できる学校生活がいい」と生徒たちは口々に言っています。朝、坂道を登ってくる生徒たちは、久しぶりのトレッキング登校(本校は登校自体が運動です)に息をきらせながら、でもいつもより一層笑顔になっていました。
生徒がいる校舎のなかは空気が変化していました。
いのちの香り(匂い)がするのです。温かな香りです。
普段はまったく意識していなかったことに気づいた一日でした。
明日は3年生の分散登校日です。ふと見ると梅の花芽も大きくなってきました。卒業式まであとひと月です。
感染予防のために全面オンライン授業にきりかえて、実によく生徒たちは頑張ってきました。
「やっぱり対面できる学校生活がいい」と生徒たちは口々に言っています。朝、坂道を登ってくる生徒たちは、久しぶりのトレッキング登校(本校は登校自体が運動です)に息をきらせながら、でもいつもより一層笑顔になっていました。
生徒がいる校舎のなかは空気が変化していました。
いのちの香り(匂い)がするのです。温かな香りです。
普段はまったく意識していなかったことに気づいた一日でした。
明日は3年生の分散登校日です。ふと見ると梅の花芽も大きくなってきました。卒業式まであとひと月です。
「明日は2週間ぶりに生徒に再会できます」
Posted by 蘇南高等学校長.
2022年02月08日17:34
前期選抜の作文検査・面接検査が予定どおりに行われました。受検した皆さんは、精一杯、頑張ったことでしょう。合格発表までしばらくお待ちください。
明日2月9日(水)から本校は分散登校を再開します。2週間を超える完全オンライン授業の日々では、校内感染が起こることなく平穏に推移してきました。オミクロン株の感染状況は、長野県・岐阜県ともに依然として深刻ですが、木曽郡内と中津川市は今のところ他地域よりは一定数にとどまっています。第6波は今後もしばらく続く可能性が大きく、生徒の皆さんがずっと家庭にいることの問題点(生活リズムの乱れ、孤独、学力低下)にも留意していく必要があります。よって、いくつもの工夫をしながら分散登校を実施していきます。
工夫とは、昼食会場の分散とか、やむをえない感染予防の理由で登校が難しい場合は自宅でオンライン学習をすることを認めるなどの措置などです。普段の授業は、そもそも少人数授業が基本ですので、一定のソーシャル・ディスタンスは確保されています。
ようやく生徒の皆さんと対面の学校生活を再開できることになりました。
何と嬉しいことでしょうか。
今日の職員会では(気が早すぎると言われそうですが)駅前の蔦屋さんから赤飯饅頭を山ほど買って、先生方に配りました。
明日は1・2年生の登校日です。丘の上の鵬翼(ほうよく)の校舎で皆さんを待っています!
明日2月9日(水)から本校は分散登校を再開します。2週間を超える完全オンライン授業の日々では、校内感染が起こることなく平穏に推移してきました。オミクロン株の感染状況は、長野県・岐阜県ともに依然として深刻ですが、木曽郡内と中津川市は今のところ他地域よりは一定数にとどまっています。第6波は今後もしばらく続く可能性が大きく、生徒の皆さんがずっと家庭にいることの問題点(生活リズムの乱れ、孤独、学力低下)にも留意していく必要があります。よって、いくつもの工夫をしながら分散登校を実施していきます。
工夫とは、昼食会場の分散とか、やむをえない感染予防の理由で登校が難しい場合は自宅でオンライン学習をすることを認めるなどの措置などです。普段の授業は、そもそも少人数授業が基本ですので、一定のソーシャル・ディスタンスは確保されています。
ようやく生徒の皆さんと対面の学校生活を再開できることになりました。
何と嬉しいことでしょうか。
今日の職員会では(気が早すぎると言われそうですが)駅前の蔦屋さんから赤飯饅頭を山ほど買って、先生方に配りました。
明日は1・2年生の登校日です。丘の上の鵬翼(ほうよく)の校舎で皆さんを待っています!
「前期選抜の受検生を迎える準備をする」
Posted by 蘇南高等学校長.
2022年02月07日17:46
明日は、令和4年度の入学者のための前期選抜です。少子化の進む木曽・中津川地域ですが、31名の志願者が受検することになっています。昨年度より志願者が11名も増えました。
全面オンライン授業をしていて、生徒が2週間以上登校していないので、教職員みんなで校舎の清掃を行って準備をしました。この土日は南木曽でもかなりの降雪があったために、日曜日に有志の教職員が通学路の雪かきをしました。中学生の皆さんに心を落ち着けて受検できる会場を作ってきたつもりです。
準備を終えて、夕方の南木曽岳を仰ぐと、青空に雄姿が見事に映えていました。
本校の前期選抜は、作文と面接、そして調査書による選抜です。
受検生の皆さんが、これまで努力してきたことが思い切り表現できる日になることを心から応援しています。
明日、皆さんを、心を込めてお迎えします。
全面オンライン授業をしていて、生徒が2週間以上登校していないので、教職員みんなで校舎の清掃を行って準備をしました。この土日は南木曽でもかなりの降雪があったために、日曜日に有志の教職員が通学路の雪かきをしました。中学生の皆さんに心を落ち着けて受検できる会場を作ってきたつもりです。
準備を終えて、夕方の南木曽岳を仰ぐと、青空に雄姿が見事に映えていました。
本校の前期選抜は、作文と面接、そして調査書による選抜です。
受検生の皆さんが、これまで努力してきたことが思い切り表現できる日になることを心から応援しています。
明日、皆さんを、心を込めてお迎えします。
「何のために私たちはこの場にいるのか」
Posted by 蘇南高等学校長.
2022年02月06日09:09
佐久総合病院の色平哲郎先生が、『農村医療から世界を診る――良いケアのために』という新著を出版されました(あけび書房、2200円)。日経メディカルOnlineの連載記事をもとにして、序や補遺の文章を合わせて編まれた一書です。
「序」は、軽井沢の別荘で加藤周一と著者が重ねた、医療についての対話の記録です。著者が「一般の人々(people)」を主語にする「メディカル・リテラシー」(医学・医療を読みとくこと)が大切だと言うと、加藤が大いに共感して、中世ヨーロッパの詩のなかにある「私たちのいないところで私たちのことを決めないで」という「ケアの女神クーラ」の言葉をひきながら、介護と看護を別ものとしない「ヒューマン・ケア」の考え方が大切であると応えています。
では、医学・医療が人々を主人公として尊重するとはどういうことか、このことについて、博覧強記の著者は折々の出来事、これまで出会った人々のこと、自らの実践などをまじえながら論じています。
――終戦直後、戦災孤児と障がい者の施設「近江学園」を創設した糸賀一雄は、「この子らを世の光に」と言った。その言葉は「この子らに世の光を」ではなかった。
――統合失調症などの当事者の活動拠点「べてるの家」で出会った言葉に、なるほど、とうなった。「昇る人生から降りる人生へ」「弱さの情報公開」「弱さを絆に」「利益のないところを大切に」。
――癌末期の男性患者Aさんが離婚した妻のところにいる息子に会いたいと騒ぎ続けていた。息子の消息がどうしてもつかめない。あるとき困り果てた看護師が「そんなに子どもに会いたいのなら」と、Aさんを小児科病棟に連れて行った。Aさんの表情がみるみる変わった。
――病院とは白衣に象徴される「聖性」と、感情を持つ人間がまとう「俗性」の二つが混じり合う特殊な空間だ。だからこそ病院のアイデンティティが大切になる。「何のために私たちはこの場にいるのか」という問いだ。
――「専門のことであろうが、専門外のことであろうが、物事を自分の頭で考え、自分の言葉で自分の意見を表明できるようになるため。たったそれだけのことです。そのために勉強するのです。」(山本義隆)
私はこの本を読みながらいつしか「患者」を「生徒」に自動変換しながら読んでいました。「医療」は「教育」とか「歴史」に置き換えながら読んでいました。私が目標とする世界がここにあると思いました。
「教育」にしても「歴史」にしても、それを職業とする人々は、自分たちを孤高の専門家(プロフェッショナル)だと思い込みがちです。しかし、「序」の対談で加藤周一は、プロとは中世ヨーロッパの専門職集団(プロフェッション)に由来するもので、彼らは先人から受け継いだ知識・技術を「世俗の権威付け」にしないこだわりをもっていたと語っています。
しなやかに考え、境界をこえて実践していくこと、そして当事者をリスペクトしながら支えていくこと。そんな実践の大切さを色平先生の著書から学びました。
素敵な書物と出会った大きな喜びを味わったのでした。
「序」は、軽井沢の別荘で加藤周一と著者が重ねた、医療についての対話の記録です。著者が「一般の人々(people)」を主語にする「メディカル・リテラシー」(医学・医療を読みとくこと)が大切だと言うと、加藤が大いに共感して、中世ヨーロッパの詩のなかにある「私たちのいないところで私たちのことを決めないで」という「ケアの女神クーラ」の言葉をひきながら、介護と看護を別ものとしない「ヒューマン・ケア」の考え方が大切であると応えています。
では、医学・医療が人々を主人公として尊重するとはどういうことか、このことについて、博覧強記の著者は折々の出来事、これまで出会った人々のこと、自らの実践などをまじえながら論じています。
――終戦直後、戦災孤児と障がい者の施設「近江学園」を創設した糸賀一雄は、「この子らを世の光に」と言った。その言葉は「この子らに世の光を」ではなかった。
――統合失調症などの当事者の活動拠点「べてるの家」で出会った言葉に、なるほど、とうなった。「昇る人生から降りる人生へ」「弱さの情報公開」「弱さを絆に」「利益のないところを大切に」。
――癌末期の男性患者Aさんが離婚した妻のところにいる息子に会いたいと騒ぎ続けていた。息子の消息がどうしてもつかめない。あるとき困り果てた看護師が「そんなに子どもに会いたいのなら」と、Aさんを小児科病棟に連れて行った。Aさんの表情がみるみる変わった。
――病院とは白衣に象徴される「聖性」と、感情を持つ人間がまとう「俗性」の二つが混じり合う特殊な空間だ。だからこそ病院のアイデンティティが大切になる。「何のために私たちはこの場にいるのか」という問いだ。
――「専門のことであろうが、専門外のことであろうが、物事を自分の頭で考え、自分の言葉で自分の意見を表明できるようになるため。たったそれだけのことです。そのために勉強するのです。」(山本義隆)
私はこの本を読みながらいつしか「患者」を「生徒」に自動変換しながら読んでいました。「医療」は「教育」とか「歴史」に置き換えながら読んでいました。私が目標とする世界がここにあると思いました。
「教育」にしても「歴史」にしても、それを職業とする人々は、自分たちを孤高の専門家(プロフェッショナル)だと思い込みがちです。しかし、「序」の対談で加藤周一は、プロとは中世ヨーロッパの専門職集団(プロフェッション)に由来するもので、彼らは先人から受け継いだ知識・技術を「世俗の権威付け」にしないこだわりをもっていたと語っています。
しなやかに考え、境界をこえて実践していくこと、そして当事者をリスペクトしながら支えていくこと。そんな実践の大切さを色平先生の著書から学びました。
素敵な書物と出会った大きな喜びを味わったのでした。

「3年生がSBCラジオでものづくりの魅力を語る」
Posted by 蘇南高等学校長.
2022年02月04日16:56
今日の15時09分から放送された、SBCラジオの番組「ミックスプラス」の中のコーナー「頑張れ!ものづくり長野の工業高校生!」に、本校3年生の小畑さんが出演しました。
コロナ対策の非接触型アルコール自動噴霧器を設計・製作したことを語ったのです。
この番組は、教育アナリストの高橋一彦先生が案内役をつとめていて、短い中に「学ぶ」ということの本質がぎゅっと詰まって語られる、とても奥の深い番組です。今日も小畑さんたちのプロセスについて、どんな「課題」設定をして、そこでどのような「困難」に直面して、どのように「克服」したのか。この学びを将来のどのような「夢」につなげていきたいのかという、学びのストーリーを紹介してくれました。
「克服」のストーリーでは、小畑さんたちが家でプログラミングのパターンを何種類か試行錯誤して作り、それを学校に持ち寄って協働的につき合わせ、ベストなプログラミングを設計したと語られました。
私も聞いていて、生徒たちの成長がひしひしとわかり、感心したのでした。
実は、昨晩と今朝の南木曽町有線放送で番組の予告をしたところ、朝、事務室に「南木曽町ではSBCラジオが入らないのです」というお電話をいただきました。
今更ながら、SBCラジオのHPで調べると、確かに木曽谷には電波塔がない!(木曽の里山を単独登山しているとき、ラジオが入らなくて、クマにおびえた経験の原因が、ようやくわかったのでした。)
とはいえ、SBCラジオのHPに公開されていますので、電波が入らなくても大丈夫です。よろしければお聴きいただければ幸いです。
https://sbc21.co.jp/podcast/media/18/0204.mp3
コロナ対策の非接触型アルコール自動噴霧器を設計・製作したことを語ったのです。
この番組は、教育アナリストの高橋一彦先生が案内役をつとめていて、短い中に「学ぶ」ということの本質がぎゅっと詰まって語られる、とても奥の深い番組です。今日も小畑さんたちのプロセスについて、どんな「課題」設定をして、そこでどのような「困難」に直面して、どのように「克服」したのか。この学びを将来のどのような「夢」につなげていきたいのかという、学びのストーリーを紹介してくれました。
「克服」のストーリーでは、小畑さんたちが家でプログラミングのパターンを何種類か試行錯誤して作り、それを学校に持ち寄って協働的につき合わせ、ベストなプログラミングを設計したと語られました。
私も聞いていて、生徒たちの成長がひしひしとわかり、感心したのでした。
実は、昨晩と今朝の南木曽町有線放送で番組の予告をしたところ、朝、事務室に「南木曽町ではSBCラジオが入らないのです」というお電話をいただきました。
今更ながら、SBCラジオのHPで調べると、確かに木曽谷には電波塔がない!(木曽の里山を単独登山しているとき、ラジオが入らなくて、クマにおびえた経験の原因が、ようやくわかったのでした。)
とはいえ、SBCラジオのHPに公開されていますので、電波が入らなくても大丈夫です。よろしければお聴きいただければ幸いです。
https://sbc21.co.jp/podcast/media/18/0204.mp3
「ひとりひとりのstoryが響き合って地球は自転している」
Posted by 蘇南高等学校長.
2022年02月03日15:55
全面オンライン授業の9日めです。
生徒全員が自宅で学習を続けている今のやり方は、感染の抑制には絶大な効果を発揮していますが、生徒たちは様々な悩み・苦労を抱えているはずです。
今日は、生徒の心にエールを贈るために、特別講座「小田ルイさんとの対話」を企画しました。コロナに負けないためのトーク&コンサートです。
小田ルイさんは、安曇野市出身。シンガーソングライター・音楽プロデューサーとして、素敵な活躍をされています。(HPはこちら https://diamondruism.wordpress.com/ )
「story」「ヒビキアイ」「空を見上げて」をみんなで聴きました。
小田さんから生徒にいくつもの言葉が語りかけられました。
――コロナは大きな災難だけど、コロナによって新しい出会いも生まれた。
――コロナの日々は自分管理トレーニングのようなもの。時間を大切に使うスキルを磨いていると思った方がいい。
――ひとりひとりのstoryが響き合って地球は自転しているのだと思う。
今回の特別講座は、1年生、2年生別々に行い、小田さんが曲を歌いながら、生徒たちの質問に次々に答えていく対話形式で行いました。東京にいる小田さんと同じ空間を共有しているかのような語り合いができました。2年生は、コロナ1年目の全国一斉休校のときに小田さんからメッセージビデオをもらい、学校再開後にキャリア学習の講師をつとめていただきました。念願の再会でした。
今回のコンサートを私がお願いしたのは、今週の月曜日のことです。小田さんは忙しいスケジュールのなか、元担任の無茶な依頼に応えてくれました。そして蘇南高校の生徒たちにとても温かなエールを贈ってくれたのです。
コロナは多くのものを奪いましたが、コロナによって出会いの尊さに気づくことができました。
小田さん、本当にありがとうございました。
生徒全員が自宅で学習を続けている今のやり方は、感染の抑制には絶大な効果を発揮していますが、生徒たちは様々な悩み・苦労を抱えているはずです。
今日は、生徒の心にエールを贈るために、特別講座「小田ルイさんとの対話」を企画しました。コロナに負けないためのトーク&コンサートです。
小田ルイさんは、安曇野市出身。シンガーソングライター・音楽プロデューサーとして、素敵な活躍をされています。(HPはこちら https://diamondruism.wordpress.com/ )
「story」「ヒビキアイ」「空を見上げて」をみんなで聴きました。
小田さんから生徒にいくつもの言葉が語りかけられました。
――コロナは大きな災難だけど、コロナによって新しい出会いも生まれた。
――コロナの日々は自分管理トレーニングのようなもの。時間を大切に使うスキルを磨いていると思った方がいい。
――ひとりひとりのstoryが響き合って地球は自転しているのだと思う。
今回の特別講座は、1年生、2年生別々に行い、小田さんが曲を歌いながら、生徒たちの質問に次々に答えていく対話形式で行いました。東京にいる小田さんと同じ空間を共有しているかのような語り合いができました。2年生は、コロナ1年目の全国一斉休校のときに小田さんからメッセージビデオをもらい、学校再開後にキャリア学習の講師をつとめていただきました。念願の再会でした。
今回のコンサートを私がお願いしたのは、今週の月曜日のことです。小田さんは忙しいスケジュールのなか、元担任の無茶な依頼に応えてくれました。そして蘇南高校の生徒たちにとても温かなエールを贈ってくれたのです。
コロナは多くのものを奪いましたが、コロナによって出会いの尊さに気づくことができました。
小田さん、本当にありがとうございました。

「生徒開発商品の輝蘇の五平が発売される」
Posted by 蘇南高等学校長.
2022年02月02日17:28
本日、南木曽駅前の蔦屋菓子舗さんより「輝蘇(きそ)の五平」が発売されました。
蘇南高校の生徒と蔦屋さんが共同開発した、五平餅のたれを生地に練りこみ、三色の餡を包んだ3個1セットのお饅頭です。木曽の特産品をいかして、若者も楽しめるような新しい和菓子をつくるというコンセプトで製品化をしました。商品には生徒のお礼のことばを添えました。
手作りの限定40セットのみの販売だったため、予約受付開始から2時間ほどで満杯になってしまい、多くの皆様にお断りすることになってしまいました。たいへん申し訳ありませんでした。
第2弾の販売日について、PTAの皆さんや生徒たち、そしてもっと多くの地域の皆様に楽しんでいただけるよう準備をしてまいります。
ご購入していただいた皆様、そして蔦屋菓子舗様、本当にありがとうございました。
地域を支える蘇南高校になれるよう、これからも頑張ります。
蘇南高校の生徒と蔦屋さんが共同開発した、五平餅のたれを生地に練りこみ、三色の餡を包んだ3個1セットのお饅頭です。木曽の特産品をいかして、若者も楽しめるような新しい和菓子をつくるというコンセプトで製品化をしました。商品には生徒のお礼のことばを添えました。
手作りの限定40セットのみの販売だったため、予約受付開始から2時間ほどで満杯になってしまい、多くの皆様にお断りすることになってしまいました。たいへん申し訳ありませんでした。
第2弾の販売日について、PTAの皆さんや生徒たち、そしてもっと多くの地域の皆様に楽しんでいただけるよう準備をしてまいります。
ご購入していただいた皆様、そして蔦屋菓子舗様、本当にありがとうございました。
地域を支える蘇南高校になれるよう、これからも頑張ります。
「進学に向けた自律的な学習をつくる」
Posted by 蘇南高等学校長.
2022年02月01日20:17
進路指導係の先生たちが取り組んでいるプロジェクトの中間報告をするために、夕方、校長室に来てくれました。
生徒たちが一人一台タブレットパソコンをもったことから、大学・短大・専門学校に進学するためのICT教材の効果的な活用方法を研究してきたのです。受験勉強で使うICT教材は、それこそ内容も価格もまちまちなのですが、ご家庭の支出を極力抑えられることと、教員による支援との組み合わせが可能であることを考え、リクルートの「スタディサプリ」を導入することにしました。
本校の生徒たちに合ったスタンダードな活用計画例を、2年生バージョン・3年生バージョンについて作成し、2月半ば頃に生徒に説明会を行い、お試し期間を設けて生徒に学んでもらいます。
今まで教員はたくさんの補習をして、生徒たちもそれに出席して一生懸命学んできました。けれどもどうしてもその学習が「点」の状態になっていました。補習がなくても毎日各自の課題意識をもって学習を自律的に進めること――「線・面」の状態にすること――に、個人差があったのです。
「スタディサプリ」の4万種類の講義動画・演習問題を各自に合ったように使いながら、教員がサポート的な補習を行うことで、生徒の「線・面」の自律的な学習を発展させていきたいと考えています。
そして「スタディサプリ」の導入について、南木曽町が支援策を検討してくださっています。何と嬉しいことでしょう。
地域の温かなバックアップ体制のことも生徒に伝えていきます。
生徒たちが一人一台タブレットパソコンをもったことから、大学・短大・専門学校に進学するためのICT教材の効果的な活用方法を研究してきたのです。受験勉強で使うICT教材は、それこそ内容も価格もまちまちなのですが、ご家庭の支出を極力抑えられることと、教員による支援との組み合わせが可能であることを考え、リクルートの「スタディサプリ」を導入することにしました。
本校の生徒たちに合ったスタンダードな活用計画例を、2年生バージョン・3年生バージョンについて作成し、2月半ば頃に生徒に説明会を行い、お試し期間を設けて生徒に学んでもらいます。
今まで教員はたくさんの補習をして、生徒たちもそれに出席して一生懸命学んできました。けれどもどうしてもその学習が「点」の状態になっていました。補習がなくても毎日各自の課題意識をもって学習を自律的に進めること――「線・面」の状態にすること――に、個人差があったのです。
「スタディサプリ」の4万種類の講義動画・演習問題を各自に合ったように使いながら、教員がサポート的な補習を行うことで、生徒の「線・面」の自律的な学習を発展させていきたいと考えています。
そして「スタディサプリ」の導入について、南木曽町が支援策を検討してくださっています。何と嬉しいことでしょう。
地域の温かなバックアップ体制のことも生徒に伝えていきます。

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