「1年生がふるさと研修旅行で最高の光景を目の当たりにする」
Posted by 蘇南高等学校長.
2022年11月16日20:09
先週の11月11日(金)には、1年生の第2回ふるさと研修旅行を行いました。
生徒たちが地域の文化遺産を調べて企画する巡検です。せっかく蘇南高校で学んでいるのに、妻籠宿や藤村記念館に一度も行ったことがない生徒が結構いることを何とかしたいと考え、南木曽町に相談してマイクロバスを出していただき、今年度も第2回を開催することができました。
1号車は、大桑村の須原宿・定勝寺からスタートして重要文化財の読書発電所、妻籠宿、馬籠の藤村記念館をめぐりました。2号車は、読書発電所、妻籠・馬籠は共通ですが、さらに苗木城まで行きました。大桑村・南木曽町・中津川市という地元市町村をフィールドにしています。



生徒たちはそれぞれの見学地で、専門家の詳しい講義を受け、メモをとりながら集中して耳を傾けていました。妻籠宿では復活してきた海外からの観光客に話しかけられる場面もあり、「世界の妻籠」を実感できました。
生徒たちのいきいきとした姿を見て、苦労して準備をした先生たちが「報われた!」と充実感をもてたようで、このことも校長としては嬉しいことでした。
定勝寺と苗木城は、今年度新たに加えた巡検地です。生徒が調べた大桑村と中津川市の文化遺産を訪問することで、自分たちの「ふるさと」がいかに美しく、また歴史の重みをもっているかがわかったことでしょう。
木曽川の断崖にそびえる苗木城の頂上に立つと、誰もが感動します。


そして、妻籠宿の脇本陣の有名な光景――射し込む陽射しが囲炉裏の煙によって浮かび上がる様子――が、生徒たちを歓迎してくれたとのこと。
生徒たちは、最高の光景を目の当たりにできたのでした。

生徒たちが地域の文化遺産を調べて企画する巡検です。せっかく蘇南高校で学んでいるのに、妻籠宿や藤村記念館に一度も行ったことがない生徒が結構いることを何とかしたいと考え、南木曽町に相談してマイクロバスを出していただき、今年度も第2回を開催することができました。
1号車は、大桑村の須原宿・定勝寺からスタートして重要文化財の読書発電所、妻籠宿、馬籠の藤村記念館をめぐりました。2号車は、読書発電所、妻籠・馬籠は共通ですが、さらに苗木城まで行きました。大桑村・南木曽町・中津川市という地元市町村をフィールドにしています。



生徒たちはそれぞれの見学地で、専門家の詳しい講義を受け、メモをとりながら集中して耳を傾けていました。妻籠宿では復活してきた海外からの観光客に話しかけられる場面もあり、「世界の妻籠」を実感できました。
生徒たちのいきいきとした姿を見て、苦労して準備をした先生たちが「報われた!」と充実感をもてたようで、このことも校長としては嬉しいことでした。
定勝寺と苗木城は、今年度新たに加えた巡検地です。生徒が調べた大桑村と中津川市の文化遺産を訪問することで、自分たちの「ふるさと」がいかに美しく、また歴史の重みをもっているかがわかったことでしょう。
木曽川の断崖にそびえる苗木城の頂上に立つと、誰もが感動します。


そして、妻籠宿の脇本陣の有名な光景――射し込む陽射しが囲炉裏の煙によって浮かび上がる様子――が、生徒たちを歓迎してくれたとのこと。
生徒たちは、最高の光景を目の当たりにできたのでした。

「大空町教育委員会を訪問して高校の魅力化について深く考える」
Posted by 蘇南高等学校長.
2022年11月15日21:42
北海道オホーツク地区の視察出張の三日目は、北海道大空高校を支えている大空町教育委員会の生涯学習課参事・村山さんを訪問しました。
大空高校を新しい高校として立ち上げるまでのプロセスを伺いながら、自治体と高校の連携のありかたについて学びました。

とても印象に残ったことのなかからあえて二つだけ、ここに記します。
ひとつめ。二つの高校を統合して新たな町立高校を作る案が最初に発表されたとき、当然のこととして反対運動がおこります。そのとき、あらためて町内の保護者にアンケートをとり、どのような高校が求められているのかを探りました。そのときの多くの意見は、①進路実現ができるような指導ができている高校、②多くの選択肢がある高校・・・でした。これを軸に、「存続」が第一目的なのではなく、「魅力化」を第一目的にして住民対話を重ねて学校づくりを行ったのでした。
ふたつめ。高校魅力化のフェーズは、初期の「予算投入」主義から、やがて特色ある学科などを設置して生徒募集をする「差別化」主義になり、現在は地方創生の拠点を高校が担う「価値共創」主義が大切になっているだろうという認識です。その場合、学校は地域の「シンクタンク」の役割を果たすようになりたいわけです。
以上二つのことは、私が蘇南高校で目指したいことを、より明確に言語化している(そして実践している)と思いました。私は、村山さんとお話をしていて、心ふるえる思いをしたのでした。
今回の視察は、蘇南高校の今後の「魅力化」の戦略作りの基盤になるだろうと、同行した向井南木曽町教育長さんと一致しています。視察報告は、本校の職員会だけでなく、南木曽町政を推進する皆様にもしていきたいと思っています。
大空高校の女満別キャンパスの前には、「メルヘンの丘」という観光名所があります。この風景を楽しめたのが、今回の視察旅行の唯一の息抜きでした。
感染予防のために夕食はすべてホテルの部屋でコンビニ弁当をとり、南木曽で食べても網走で食べてもまったく同じ味だという発見をしました。(当たり前とは言え、驚きです。)オホーツクの味を楽しむことは、自分のお金で観光旅行をしたときの楽しみとしたいと思います。
実は、今週・来週には県内外から連続4校の蘇南高校への視察訪問を受け入れます。うれしいことです。
私が今回の視察旅行で心ふるえる思いをしたように、訪問してくださる方々におもてなしをできるのか、その責任を心に刻み、頑張る所存です。

大空高校を新しい高校として立ち上げるまでのプロセスを伺いながら、自治体と高校の連携のありかたについて学びました。
とても印象に残ったことのなかからあえて二つだけ、ここに記します。
ひとつめ。二つの高校を統合して新たな町立高校を作る案が最初に発表されたとき、当然のこととして反対運動がおこります。そのとき、あらためて町内の保護者にアンケートをとり、どのような高校が求められているのかを探りました。そのときの多くの意見は、①進路実現ができるような指導ができている高校、②多くの選択肢がある高校・・・でした。これを軸に、「存続」が第一目的なのではなく、「魅力化」を第一目的にして住民対話を重ねて学校づくりを行ったのでした。
ふたつめ。高校魅力化のフェーズは、初期の「予算投入」主義から、やがて特色ある学科などを設置して生徒募集をする「差別化」主義になり、現在は地方創生の拠点を高校が担う「価値共創」主義が大切になっているだろうという認識です。その場合、学校は地域の「シンクタンク」の役割を果たすようになりたいわけです。
以上二つのことは、私が蘇南高校で目指したいことを、より明確に言語化している(そして実践している)と思いました。私は、村山さんとお話をしていて、心ふるえる思いをしたのでした。
今回の視察は、蘇南高校の今後の「魅力化」の戦略作りの基盤になるだろうと、同行した向井南木曽町教育長さんと一致しています。視察報告は、本校の職員会だけでなく、南木曽町政を推進する皆様にもしていきたいと思っています。
大空高校の女満別キャンパスの前には、「メルヘンの丘」という観光名所があります。この風景を楽しめたのが、今回の視察旅行の唯一の息抜きでした。
感染予防のために夕食はすべてホテルの部屋でコンビニ弁当をとり、南木曽で食べても網走で食べてもまったく同じ味だという発見をしました。(当たり前とは言え、驚きです。)オホーツクの味を楽しむことは、自分のお金で観光旅行をしたときの楽しみとしたいと思います。
実は、今週・来週には県内外から連続4校の蘇南高校への視察訪問を受け入れます。うれしいことです。
私が今回の視察旅行で心ふるえる思いをしたように、訪問してくださる方々におもてなしをできるのか、その責任を心に刻み、頑張る所存です。
「北海道斜里高校と北海道大空高校で学校経営の学びを重ねる」
Posted by 蘇南高等学校長.
2022年11月14日18:35
今日は、北海道のオホーツク地域の二つの総合学科高校を視察して、学校経営のための戦略を練る学びを重ねました。
先月の長崎県への訪問に続いて、北海道の小規模の総合学科高校のキラリと光る取組を、南木曽町教育長の向井さんと見聞したのです。
午前中は、ユネスコ・スクールでもある北海道斜里高校の増田校長先生を訪ねました。世界自然遺産の知床半島を学区にもつ高校です。「知床学」という地域を舞台にした探究的な学びを推進していることや「地域みらい留学」の国内留学生を受け入れて学校の活力にしていることなどを教えていただきました。
「観光・ビジネス」関連科目を選択している生徒さんたちが、学習成果を特別に私の前でプレゼンしてくださり、その社会貢献の深さに感動しました。何らかの形で日本遺産をもつ蘇南高校と交流ができればいいですねと語り合いました。



午後は、なんと町立の総合学科高校として2年前に誕生したばかりの北海道大空高校の大辻校長先生を訪ねました。若き民間人校長です。常日頃、羽織袴スタイルを貫いている豪傑かつ温かな方なのです。
女満別空港をもつ大空町の高校として、「飛行機人(ひこうきびと)」というスクール・アイデンティティを掲げ、主体的な学習者を育てることを目指している大辻校長先生から、2年次に2回のPDCAをまわす探究学習の方法や、定期考査を廃止した学習指導、1クラス2人担任制の生徒支援など、斬新な学校経営を教えていただきました。


長野県のなかにとどまっているだけでは絶対に得られない学校経営のヒントを山ほど学んだ一日です。このようなことが可能になったのも、北海道札幌北高校の林校長先生に、2校の校長先生をご紹介していただき、お口添えをいただいたからこそです。そして南木曽町が補正予算で私の視察を実現してくださいました。
北海道の3校の校長先生、そして南木曽町の皆様に深く深く御礼を申し上げます。本当にありがとうございました。
ちなみに、昨日、朝の「特急しなの」の大幅な遅れにより、私たちは飛行機に乗り遅れました。北海道行きを諦める訳にはいかないと、私は必死に飛行機の空席を探しまくり、セントレア空港からの最終便で札幌新千歳空港に渡り、昨夜は泊をとり、今朝の朝一番の飛行機で女満別空港にとびました。レンタカーにとびのって、今日の2校の視察を予定通りに行ったのです。
どんなときでもブリコラージュすれば、何とかなる。
万全の感染対策も含め、必死の思いで実現した北海道視察を、蘇南高校の今後の大切な礎にしたいと考えています。
先月の長崎県への訪問に続いて、北海道の小規模の総合学科高校のキラリと光る取組を、南木曽町教育長の向井さんと見聞したのです。
午前中は、ユネスコ・スクールでもある北海道斜里高校の増田校長先生を訪ねました。世界自然遺産の知床半島を学区にもつ高校です。「知床学」という地域を舞台にした探究的な学びを推進していることや「地域みらい留学」の国内留学生を受け入れて学校の活力にしていることなどを教えていただきました。
「観光・ビジネス」関連科目を選択している生徒さんたちが、学習成果を特別に私の前でプレゼンしてくださり、その社会貢献の深さに感動しました。何らかの形で日本遺産をもつ蘇南高校と交流ができればいいですねと語り合いました。
午後は、なんと町立の総合学科高校として2年前に誕生したばかりの北海道大空高校の大辻校長先生を訪ねました。若き民間人校長です。常日頃、羽織袴スタイルを貫いている豪傑かつ温かな方なのです。
女満別空港をもつ大空町の高校として、「飛行機人(ひこうきびと)」というスクール・アイデンティティを掲げ、主体的な学習者を育てることを目指している大辻校長先生から、2年次に2回のPDCAをまわす探究学習の方法や、定期考査を廃止した学習指導、1クラス2人担任制の生徒支援など、斬新な学校経営を教えていただきました。
長野県のなかにとどまっているだけでは絶対に得られない学校経営のヒントを山ほど学んだ一日です。このようなことが可能になったのも、北海道札幌北高校の林校長先生に、2校の校長先生をご紹介していただき、お口添えをいただいたからこそです。そして南木曽町が補正予算で私の視察を実現してくださいました。
北海道の3校の校長先生、そして南木曽町の皆様に深く深く御礼を申し上げます。本当にありがとうございました。
ちなみに、昨日、朝の「特急しなの」の大幅な遅れにより、私たちは飛行機に乗り遅れました。北海道行きを諦める訳にはいかないと、私は必死に飛行機の空席を探しまくり、セントレア空港からの最終便で札幌新千歳空港に渡り、昨夜は泊をとり、今朝の朝一番の飛行機で女満別空港にとびました。レンタカーにとびのって、今日の2校の視察を予定通りに行ったのです。
どんなときでもブリコラージュすれば、何とかなる。
万全の感染対策も含め、必死の思いで実現した北海道視察を、蘇南高校の今後の大切な礎にしたいと考えています。
「2年生が長崎修学旅行から元気に帰ってきます」
Posted by 蘇南高等学校長.
2022年11月11日16:31
修学旅行の4日め、2年生全員が体調を崩すことなくホテルを出発し、福岡県南部の水郷の城下町・柳川に行きました。
川下りを楽しみ、名物の鰻セイロ蒸しをランチに楽しむという企画です。
実は、「川」というと木曽・中津川に生活する者が想像するのは、激流の木曽川です。ゆえに高低差のほとんどない柳川の運河を船頭さんがゆっくり漕いで、のんびりと船旅を楽しむ「川下り」は、とても新鮮なのです。
船頭さんとの会話を楽しみながら、生徒たちは柳川の美しい掘割の景色を堪能していました。橋の下を船がくぐるときなど、頭上すれすれになる、ちょっとしたスリルもあります。写真を見ると、結構すれすれ!



下船すると今度は地面が揺れているように感じるのも面白いところです。
これだけ4日間、食べ続けて、「もう鰻はおなかに入らない」と言うかもしれないと思っていましたが、学年主任からの報告によれば、「あっという間に食事を終えていました。重箱を覆うほどの鰻ではなかったので。」とのことですが、写真を見ると十分大きいと思います。これ以上の鰻だと、午後の長距離移動に差し支えたでしょう。


一行は、15時に福岡空港を飛び立ち、16時15分にセントレア空港に帰着し、現在、バスで木曽・中津川に向っています。(蘇南高校の麓の天白公園には、19時50分の到着予定です。)
折しも今朝の信濃毎日新聞には、コロナ第8波について「再拡大、県また難局」という大きな記事が掲載されていました。県内の小中高校の学級閉鎖の数は、第7波をすでに超えているとのこと。きわどいタイミングでしたが、この厳しい時代に、3年連続で予定どおり長崎修学旅行に生徒を参加させることができたことに、胸をなでおろしています。
引率した教職員をねぎらいたいですし、何より生徒の皆さんに「よく頑張りました。皆さんは素晴らしい生徒たちです」と、拍手を贈りたいと思っています。
そして保護者の皆様に、心より御礼を申し上げます。皆さまのご支援の賜物です。本当にありがとうございました。
川下りを楽しみ、名物の鰻セイロ蒸しをランチに楽しむという企画です。
実は、「川」というと木曽・中津川に生活する者が想像するのは、激流の木曽川です。ゆえに高低差のほとんどない柳川の運河を船頭さんがゆっくり漕いで、のんびりと船旅を楽しむ「川下り」は、とても新鮮なのです。
船頭さんとの会話を楽しみながら、生徒たちは柳川の美しい掘割の景色を堪能していました。橋の下を船がくぐるときなど、頭上すれすれになる、ちょっとしたスリルもあります。写真を見ると、結構すれすれ!
下船すると今度は地面が揺れているように感じるのも面白いところです。
これだけ4日間、食べ続けて、「もう鰻はおなかに入らない」と言うかもしれないと思っていましたが、学年主任からの報告によれば、「あっという間に食事を終えていました。重箱を覆うほどの鰻ではなかったので。」とのことですが、写真を見ると十分大きいと思います。これ以上の鰻だと、午後の長距離移動に差し支えたでしょう。


一行は、15時に福岡空港を飛び立ち、16時15分にセントレア空港に帰着し、現在、バスで木曽・中津川に向っています。(蘇南高校の麓の天白公園には、19時50分の到着予定です。)
折しも今朝の信濃毎日新聞には、コロナ第8波について「再拡大、県また難局」という大きな記事が掲載されていました。県内の小中高校の学級閉鎖の数は、第7波をすでに超えているとのこと。きわどいタイミングでしたが、この厳しい時代に、3年連続で予定どおり長崎修学旅行に生徒を参加させることができたことに、胸をなでおろしています。
引率した教職員をねぎらいたいですし、何より生徒の皆さんに「よく頑張りました。皆さんは素晴らしい生徒たちです」と、拍手を贈りたいと思っています。
そして保護者の皆様に、心より御礼を申し上げます。皆さまのご支援の賜物です。本当にありがとうございました。
「カフェめぐりや亀山社中などテーマをきめて長崎を散策する」
Posted by 蘇南高等学校長.
2022年11月10日18:32
2年生の長崎修学旅行は3日めの「長崎市内研修」でした。
江戸から明治にかけて(そして現代に至るまで)世界に開かれた日本の窓であった長崎を見聞する一日でした。
午前中は、長崎市内ガイドツアーです。南山手エリアをまわる生徒は、旧香港上海銀行・大浦天主堂・グラバー園などへ、東山手エリアをまわる生徒は、出島・新地中華街・オランダ坂・東山手洋風住宅群などへそれぞれ行きました。



長崎市街地の歴史や魅力をひととおり学んだところで、午後の4時間は班別自由研修として、あらかじめ立てた計画にもとづいて自由散策をしました。これもまた、旅の醍醐味です。班ごとにテーマを決めて旅をするのですが、「カフェめぐり」というテーマもあれば、坂本龍馬が設立した「亀山社中」というテーマもあります。とてもいきいきと生徒たちは午後を過ごしていました。


ちなみに、コロナ予防策として、本校の修学旅行では、すべての食卓については座席指定で極力向き合わないようにして黙食としています。座席指定は、万一の事態のときに濃厚接触の可能性のある者をすぐに判別できるようにするためです。本当は賑やかで自由に食事をしたいところなのですが、コロナ禍のなかで旅行を安全に行うための我慢です。
当然ながら、座席表とアレルゲンの除去が連動していることになります。
また、ホテルの到着時・就寝前・朝の起床時に健康チェックを行い、発熱者が出た場合は迅速に別室に隔離することにしています。そのための別室も確保してあります。幸い今回の旅では、隔離の事態は一度も生じていません。2週間前から「修学旅行特別注意週間」として、生徒のみならずご家族も含めて感染予防につとめてきていただいた賜物だと思っています。
予防しても完全には予防しきれないのは当然です。でも、皆で最善を尽くしてみるという連係プレーが、修学旅行の土台を作っているのだと、私は考えています。
本日の宿、フラッグス諫早に、さきほど2年生が全員元気で到着しました。
江戸から明治にかけて(そして現代に至るまで)世界に開かれた日本の窓であった長崎を見聞する一日でした。
午前中は、長崎市内ガイドツアーです。南山手エリアをまわる生徒は、旧香港上海銀行・大浦天主堂・グラバー園などへ、東山手エリアをまわる生徒は、出島・新地中華街・オランダ坂・東山手洋風住宅群などへそれぞれ行きました。


長崎市街地の歴史や魅力をひととおり学んだところで、午後の4時間は班別自由研修として、あらかじめ立てた計画にもとづいて自由散策をしました。これもまた、旅の醍醐味です。班ごとにテーマを決めて旅をするのですが、「カフェめぐり」というテーマもあれば、坂本龍馬が設立した「亀山社中」というテーマもあります。とてもいきいきと生徒たちは午後を過ごしていました。


ちなみに、コロナ予防策として、本校の修学旅行では、すべての食卓については座席指定で極力向き合わないようにして黙食としています。座席指定は、万一の事態のときに濃厚接触の可能性のある者をすぐに判別できるようにするためです。本当は賑やかで自由に食事をしたいところなのですが、コロナ禍のなかで旅行を安全に行うための我慢です。
当然ながら、座席表とアレルゲンの除去が連動していることになります。
また、ホテルの到着時・就寝前・朝の起床時に健康チェックを行い、発熱者が出た場合は迅速に別室に隔離することにしています。そのための別室も確保してあります。幸い今回の旅では、隔離の事態は一度も生じていません。2週間前から「修学旅行特別注意週間」として、生徒のみならずご家族も含めて感染予防につとめてきていただいた賜物だと思っています。
予防しても完全には予防しきれないのは当然です。でも、皆で最善を尽くしてみるという連係プレーが、修学旅行の土台を作っているのだと、私は考えています。
本日の宿、フラッグス諫早に、さきほど2年生が全員元気で到着しました。
「おもいきり笑顔で遊ぶことのすばらしさ」
Posted by 蘇南高等学校長.
2022年11月09日20:39
今日は、2年長崎修学旅行の二日目になります。
生徒たちは、終日、ハウステンボスを楽しみました。
この時期に旅行をする特典として「地域限定クーポン」が配布されるので、園内の食事・お土産もこれで購入できます。何とうらやましい。(ちなみに教員は公費出張なので、全国旅行割は使用していないのです。)


ハウステンボスで遊びに遊んだ生徒たちの言葉をいくつか拾いましょう。( )は私のコメントです。
「VRのジェットコースターを侮っていたが、乗ってみると足がガクガクになりました。VRのほうが怖かったです。」(バーチャルリアリティのジェットコースター体験だと数百メートルの落差になるからですよね。)
「佐世保バーガーのおいしさにびっくりでした。」(先週の私の感想とまったく同じ。)
「ジュラシック・アイランドで優勝して賞状をもらいました。」(再来週の定期考査でも1位をとってね。)


たっぷり19時半まで遊んで、バスにいきいきとした表情で戻ってきた生徒たちは、佐世保駅前のホテル「リソル佐世保」に移動しました。ここは私も先週の長崎出張で利用したのですが、ふかふかのベッドが心地よく、豪華な朝食を満喫しました。ことに朝食は、3色スムージー(グラスが三つ並んでいる)とか陶板焼きのレモンステーキが御膳料理についていて、まるで夕食のようでした。明日の朝、生徒たちは同じものを味わえる予定です。
佐世保は晴天に恵まれ、生徒たちはみな元気です。オミクロンの潜伏期間を考えると、昨日・今日と全員が元気であったことで、この旅行を最後までやりぬくことができるぞと、私はガッツ・ポーズをしています。(もちろん最後まで細心の注意をはらっていきます。)
生徒たちは、終日、ハウステンボスを楽しみました。
この時期に旅行をする特典として「地域限定クーポン」が配布されるので、園内の食事・お土産もこれで購入できます。何とうらやましい。(ちなみに教員は公費出張なので、全国旅行割は使用していないのです。)
ハウステンボスで遊びに遊んだ生徒たちの言葉をいくつか拾いましょう。( )は私のコメントです。
「VRのジェットコースターを侮っていたが、乗ってみると足がガクガクになりました。VRのほうが怖かったです。」(バーチャルリアリティのジェットコースター体験だと数百メートルの落差になるからですよね。)
「佐世保バーガーのおいしさにびっくりでした。」(先週の私の感想とまったく同じ。)
「ジュラシック・アイランドで優勝して賞状をもらいました。」(再来週の定期考査でも1位をとってね。)


たっぷり19時半まで遊んで、バスにいきいきとした表情で戻ってきた生徒たちは、佐世保駅前のホテル「リソル佐世保」に移動しました。ここは私も先週の長崎出張で利用したのですが、ふかふかのベッドが心地よく、豪華な朝食を満喫しました。ことに朝食は、3色スムージー(グラスが三つ並んでいる)とか陶板焼きのレモンステーキが御膳料理についていて、まるで夕食のようでした。明日の朝、生徒たちは同じものを味わえる予定です。
佐世保は晴天に恵まれ、生徒たちはみな元気です。オミクロンの潜伏期間を考えると、昨日・今日と全員が元気であったことで、この旅行を最後までやりぬくことができるぞと、私はガッツ・ポーズをしています。(もちろん最後まで細心の注意をはらっていきます。)
「2年生全員が長崎の地でウクライナ戦争に思いをはせながら平和を祈る」
Posted by 蘇南高等学校長.
2022年11月08日19:53
本日、2年生が長崎修学旅行に出発しました。
コロナ禍のなか、生徒全員が早朝に集まって元気に旅立ったことを、心からうれしく思っています。

コロナ流行の狭間を予想してこの時期に修学旅行を設定しました。世の中はまさに第8波の始まりとも言え、どうか全員が無事に帰ってきてほしいと祈る思いです。
一行はセントレア空港から福岡空港に入り、バスで長崎に到着しました。

事前に被爆者の証言を学習していますので、そのことを心に刻みながら原爆資料館を見学し、皆で作った千羽鶴を奉納しました。
生徒会長の亀山さんが次のような「平和の誓い」を読み上げました。
――「日本を最初で最後の被爆国にする」この願いは核兵器禁止条約として全世界に届けられたはずなのに、まるで無かったかのように核、さらには戦禍が広がる脅威が目の前にあります。現在ウクライナを侵攻したロシアの大統領のテーブルには核のボタンがあるというニュースが世界中で報じられています。また、核を保有する国や核兵器の保有数が減る兆しは見られません。
世界中が混乱している中、私たちにできること、それは関心を持つことです。一人の高校生が持つ力はとても微力です。しかし小さな力が集まれば世界を変える大きな力になります。かつてのアメリカで若者の力が戦争を終わらせるきっかけになったこともありました。しかし、多くの人が間違った情報を信じたことで引き起こされた戦争もあります。関心を持ち続けることだけでなく、情報が正しいのかどうか考えることも必要です。
原子爆弾によって亡くなられた方々、さらには太平洋戦争で亡くなられた全ての戦没者に対して哀悼の意を持って黙祷を捧げ、今後永久的に戦争や核兵器によって悲しむことのない自由で平和な社会になることを切に願います。私たちは様々な戦争の教訓を次の世代へ正しく伝え、恒久平和の実現を誠実に希求することをここに宣言します。


反戦運動が盛んになったアメリカが、のちに過った情報をもとに戦争を行ったという歴史や、ウクライナ戦争の現実をふまえた、深みのある「平和の誓い」になっています。
世界に再び核爆弾が投下されるかもしれない今、長崎で平和について考えたことが、彼ら/彼女らのこれからの人生に「記憶の羅針盤」のようなものになってほしいと、私は切に思いました。
コロナ禍のなか、生徒全員が早朝に集まって元気に旅立ったことを、心からうれしく思っています。
コロナ流行の狭間を予想してこの時期に修学旅行を設定しました。世の中はまさに第8波の始まりとも言え、どうか全員が無事に帰ってきてほしいと祈る思いです。
一行はセントレア空港から福岡空港に入り、バスで長崎に到着しました。
事前に被爆者の証言を学習していますので、そのことを心に刻みながら原爆資料館を見学し、皆で作った千羽鶴を奉納しました。
生徒会長の亀山さんが次のような「平和の誓い」を読み上げました。
――「日本を最初で最後の被爆国にする」この願いは核兵器禁止条約として全世界に届けられたはずなのに、まるで無かったかのように核、さらには戦禍が広がる脅威が目の前にあります。現在ウクライナを侵攻したロシアの大統領のテーブルには核のボタンがあるというニュースが世界中で報じられています。また、核を保有する国や核兵器の保有数が減る兆しは見られません。
世界中が混乱している中、私たちにできること、それは関心を持つことです。一人の高校生が持つ力はとても微力です。しかし小さな力が集まれば世界を変える大きな力になります。かつてのアメリカで若者の力が戦争を終わらせるきっかけになったこともありました。しかし、多くの人が間違った情報を信じたことで引き起こされた戦争もあります。関心を持ち続けることだけでなく、情報が正しいのかどうか考えることも必要です。
原子爆弾によって亡くなられた方々、さらには太平洋戦争で亡くなられた全ての戦没者に対して哀悼の意を持って黙祷を捧げ、今後永久的に戦争や核兵器によって悲しむことのない自由で平和な社会になることを切に願います。私たちは様々な戦争の教訓を次の世代へ正しく伝え、恒久平和の実現を誠実に希求することをここに宣言します。
反戦運動が盛んになったアメリカが、のちに過った情報をもとに戦争を行ったという歴史や、ウクライナ戦争の現実をふまえた、深みのある「平和の誓い」になっています。
世界に再び核爆弾が投下されるかもしれない今、長崎で平和について考えたことが、彼ら/彼女らのこれからの人生に「記憶の羅針盤」のようなものになってほしいと、私は切に思いました。
「3年生がなぎそこども園で保育園実習を行う」
Posted by 蘇南高等学校長.
2022年11月07日16:32
先週の11月4日(金)に3年の「子ども文化」という授業を選択している生徒たちが、「なぎそこども園」で保育園実習を行いました。
新型コロナウイルス感染症の予防に十二分に配慮をして、念願の実施となりました。(現在、本校では陽性者・濃厚接触者が一人もおらず、地域の感染状況も見ながら実施可能と判断しました。)
普段、保育のことを熱心に学んでいるとはいえ、実際に子どもたちとふれあって実習をするのは初めてのこと。
①ホールにて自己紹介
②年少、年中、年長すべての子どもたちと一緒に芋ほり
③年中、年長の子どもたちと一緒にリレー
という三つの内容をさせていただきました。
実際に実習が始まると、生徒たちは積極的に子どもたちに話しかけて意欲的に取り組みます。何より、子どもたちの笑顔に接していると、自然と生徒たちの積極性も倍増してくるのでしょう。子どもたちも、高校生も本当にすばらしい存在です。
実習のいきいきとした様子の写真をこども園さんの許可をいただいて掲載させていただきます。
なぎそこども園の先生方、本当にありがとうございました。



新型コロナウイルス感染症の予防に十二分に配慮をして、念願の実施となりました。(現在、本校では陽性者・濃厚接触者が一人もおらず、地域の感染状況も見ながら実施可能と判断しました。)
普段、保育のことを熱心に学んでいるとはいえ、実際に子どもたちとふれあって実習をするのは初めてのこと。
①ホールにて自己紹介
②年少、年中、年長すべての子どもたちと一緒に芋ほり
③年中、年長の子どもたちと一緒にリレー
という三つの内容をさせていただきました。
実際に実習が始まると、生徒たちは積極的に子どもたちに話しかけて意欲的に取り組みます。何より、子どもたちの笑顔に接していると、自然と生徒たちの積極性も倍増してくるのでしょう。子どもたちも、高校生も本当にすばらしい存在です。
実習のいきいきとした様子の写真をこども園さんの許可をいただいて掲載させていただきます。
なぎそこども園の先生方、本当にありがとうございました。



「2万2600個の柿すだれが並べられる」
Posted by 蘇南高等学校長.
2022年11月06日15:45
我が家のある南信州の特産品は、市田柿というお菓子のような干し柿です。表面を糖の白い粉がおおい、とても甘く柔らかく仕上がります。スーパーで買うと、かなりの価格です。
この時期は柿を収穫して皮をむき、一個一個丁寧にクリップにとめて紐に吊るし、硫黄で燻蒸し、専用の干し場に並べていく作業が、下伊那地方のあちこちで進められています。
我が家も親戚の叔父・叔母の手伝いを借りながら、両親(妻の父母)が毎日作業を進め、本日、2万2600個の実による柿すだれを並べることが完了しました。私は休日に帰宅したときに作業をしただけですが、延々と柿をクリップにとめ続けました。柿のサイズを識別しながら柿すだれを作っていくのは、たいへんですが楽しくもあります。
下伊那の農家の多くのように、我が家にも市田柿製造専用の作業納屋があります。今日で納屋一面が柿すだれになりました。
まだまだこの先、両親の作業は幾段階にも重なっていきますが、完成した市田柿はおもに首都圏に向けて出荷されていきます。
担い手の高齢化という問題があるのですが、特産品を守ることの大切さをひしひしと感じています。


この時期は柿を収穫して皮をむき、一個一個丁寧にクリップにとめて紐に吊るし、硫黄で燻蒸し、専用の干し場に並べていく作業が、下伊那地方のあちこちで進められています。
我が家も親戚の叔父・叔母の手伝いを借りながら、両親(妻の父母)が毎日作業を進め、本日、2万2600個の実による柿すだれを並べることが完了しました。私は休日に帰宅したときに作業をしただけですが、延々と柿をクリップにとめ続けました。柿のサイズを識別しながら柿すだれを作っていくのは、たいへんですが楽しくもあります。
下伊那の農家の多くのように、我が家にも市田柿製造専用の作業納屋があります。今日で納屋一面が柿すだれになりました。
まだまだこの先、両親の作業は幾段階にも重なっていきますが、完成した市田柿はおもに首都圏に向けて出荷されていきます。
担い手の高齢化という問題があるのですが、特産品を守ることの大切さをひしひしと感じています。
「東北大学の企画したオンライン・セミナーにて講演します」
Posted by 蘇南高等学校長.
2022年11月05日19:21
11月21日(月)の午後に、東北大学の企画によるIDE東北支部セミナー「学生の目を社会に開く――大学によるエンゲージメントの新展開」というオンライン・セミナーで、登壇者の一人として講演をすることになりました。
IDE協会とは、Institute for Development of Higher Educationの略称。「わが国の大学を中心とする高等教育の充実と発展に資すること」を目的とした団体です。
大学教育のあり方を考える、定員400名(!)のウェビナーになぜ、蘇南高校長が?・・・と誰しもが思うことでしょう。何より引き受けた本人が一番後悔しているのです。IDE東北支部の中心である東北大学の米澤彰純さんが大学の同級生であり、ウェビナーの他の登壇者がこれまで著書を読んできた錚々たる方々であることを知らないまま、友からの依頼を義侠心で引き受けてしまったというのが顛末です。
しかし、後悔してもはじまりません。
せっかくの機会なので、高校で現在進行している「学びの改革」が、どのような問題点を抱えていて、それが高大接続にどのような影響を与えているのか。その対策としてどのようなことが必要だと考えられるかを報告しようと思います。
登壇者の皆さんとは事前打ち合わせを済ませているので、それほど浮かないのではないかと思いつつ、かなり緊張しています。
セミナーは誰でも参加することが出来て、無料です。
セミナーのチラシは、以下からご覧になれます。
https://www.ihe.tohoku.ac.jp/CPD/wp/wp-content/uploads/2022/10/5dbd18e2c2f99af910e07c30f188db52.pdf
また、セミナーの案内や申し込み方法は、東北大学高度教養教育・学生支援機構の以下のHPからどうぞ。
https://www.ihe.tohoku.ac.jp/CPD/events/pd221121/?fbclid=IwAR2Az8rnpHmIGTckyRnlarvwQyobjeJpzt1H7QkmhQeH8QcsfVEAHqp42gw
よろしければ、ご参加いただき、ご意見をお聞かせいただければ幸いです。
IDE協会とは、Institute for Development of Higher Educationの略称。「わが国の大学を中心とする高等教育の充実と発展に資すること」を目的とした団体です。
大学教育のあり方を考える、定員400名(!)のウェビナーになぜ、蘇南高校長が?・・・と誰しもが思うことでしょう。何より引き受けた本人が一番後悔しているのです。IDE東北支部の中心である東北大学の米澤彰純さんが大学の同級生であり、ウェビナーの他の登壇者がこれまで著書を読んできた錚々たる方々であることを知らないまま、友からの依頼を義侠心で引き受けてしまったというのが顛末です。
しかし、後悔してもはじまりません。
せっかくの機会なので、高校で現在進行している「学びの改革」が、どのような問題点を抱えていて、それが高大接続にどのような影響を与えているのか。その対策としてどのようなことが必要だと考えられるかを報告しようと思います。
登壇者の皆さんとは事前打ち合わせを済ませているので、それほど浮かないのではないかと思いつつ、かなり緊張しています。
セミナーは誰でも参加することが出来て、無料です。
セミナーのチラシは、以下からご覧になれます。
https://www.ihe.tohoku.ac.jp/CPD/wp/wp-content/uploads/2022/10/5dbd18e2c2f99af910e07c30f188db52.pdf
また、セミナーの案内や申し込み方法は、東北大学高度教養教育・学生支援機構の以下のHPからどうぞ。
https://www.ihe.tohoku.ac.jp/CPD/events/pd221121/?fbclid=IwAR2Az8rnpHmIGTckyRnlarvwQyobjeJpzt1H7QkmhQeH8QcsfVEAHqp42gw
よろしければ、ご参加いただき、ご意見をお聞かせいただければ幸いです。
カテゴリ
最近の記事
「校長最後の日に学校がみんなのためのミュージアムになる」 (3/31)
「誰でも学びに積極的になれる力をもっている」 (3/30)
「蘇南高校の生徒たちに語りかけたことばがロシア語になる」 (3/29)
「学ぶ意義を確認しながら着実に学び続ける」 (3/28)
「この桜の花びらの数くらい」 (3/27)
「雑誌『思想』4月号はなんと歴史教育の特集です」 (3/25)
「3年間で“最初で最後の”盃を先生方とくみかわしました」 (3/24)
「学生時代に授業中に寝ていそうな先生は校長先生」 (3/22)
過去記事
最近のコメント
お気に入り
ブログ内検索
QRコード

インフォメーション
アクセスカウンタ
読者登録
プロフィール
蘇南高等学校長